音楽とファッションが共鳴した夜──クロムハーツが一夜限りのライブを開催!
10月27日(金)の夜、東京・明治神宮外苑の聖徳記念絵画館にてクロムハーツによるパーティー『CHROME HEARTS PRESENTS JESSE JO STARK × YUNGBLUD LIVE IN TOKYO』が開催された。特別な一夜の詳細をレポートする。 一夜限りのライブの写真を見る
10月27日、スタークファミリーの長女であるジェシー・ジョーがアートディレクションを手がけ、クロムハーツのオーナーの1人でもあり彼女の母親のローリー・リン・スタークが撮影を担当した 2023年秋冬の広告キャンペーンのローンチを祝し、都内でスペシャルインベントを開催。ジェシー・ジョーとヤングブラッドは、アジア・ツアーの合間を縫って、彼らの日本の友人たちや選ばれたファンを招いて一夜限りのライブを披露した。 ファミリーの友人やファッション関係者、著名人やファンなど会場には国内外を問わず多くのクロムハーツファンが集結。クロムハーツのジュエリーやウェアを身にまとった来場者が多く、独自の世界観を感じられる会場だった。ライヴがスタートするまでの間、パーティー参加者たちは、DJを担当した GREEN ASSASSIN DOLLAR(グリーンアサシンダラー)のサウンドトラックに酔いつつ、ケータリングのドリンクやフード、スイーツなどを思い思いに堪能していた。 そんななか、18時54分に一台の車両が到着した。報道陣が待ち構えるなか、車内からジェシー・ジョーとヤングブラッドの二人が顔を見せた。そこから遅れること5分、もう一台の車両が到着し、リチャード・スタークとローリー・リン・スタークが姿を現した。ブラックパーカにベストというカジュアルな出で立ちのリチャードは、パーティー会場に登場すると多くの報道陣からフラッシュを浴びつつ、ファンからの握手の求めに気さくに応じるなど終始フレンドリーに振る舞っていた。 19時30分、オープニングを務めるジェシー・ジョーがステージに登場し、ライヴがスタート。冒頭からボルテージ全開で艶っぽく歌い上げると、会場のファンは大いに盛り上がった。そして19時56分にヤングブラッドが登場。「こんにちは東京! ありがとう!」と日本語であいさつをすると、会場のボルテージも最高潮に。ステージから降りて、ファンと一体になりながらパフォーマンスをするなど、終始エネルギッシュなステージングで、ファンを魅了した。そしてライヴの終盤、ステージを縦横無尽に駆け回り、熱量のあるパフォーマンスとファンサービス。これにはファンも大盛りあがり。ライブ終了後も、会場はパフォーマンスの余韻に包まれていた。 音楽はクロムハーツの表現の中でつねに共存し、なおかつブランドのデザインプロセスにつねにインスピレーションを与えてきた。ジェシー・ジョーとヤングブラッド、二人が魅せたダイナミックでアーティスティックなパフォーマンスは、この日訪れたクロムハーツファンの心に深く刻み込まれた。まさにクロムハーツの世界観を象徴する特別な夜となった。 文・大沢圭 写真・菅原麻里