（ブルームバーグ）： ゴールドマン・サックス・グループは、ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）のクレジットカード事業を英バークレイズに譲渡する方向で協議していると、米紙ウォールストリート・ジャーナル（ＷＳＪ）が報じた。

同紙によると、バークレイズは残高約20億ドル（3100億円）のクレジットカードのポートフォリオを引き継ぐ有力候補で、夏までに合意に達する可能性があるという。別の買い手候補が現れる可能性もあると同紙は付け加えた。

ゴールドマンは一時消費者向け銀行業務に力を入れてきたが、このところはその巻き戻しに取り組んでている。ゴールドマンのプラットフォーム・ソリューションズ部門は、ＧＭクレジットカードやその他の消費者金融事業を含み、2020年初頭から今年１－３月（第１四半期）までに税引き前ベースで約60億ドルの損失を出したとＷＳＪは報じている。

ゴールドマンは21年にＧＭのクレジットカードポートフォリオを買い取る契約を結んだ。その時点では取引条件は明らかにされなかった。

原題：Goldman in Talks With Barclays on GM Credit Card Deal, WSJ Says（抜粋）

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