レアルの“BMV”だけではない バルサはヤマル、ダニ・オルモ、アトレティコはアルバレス、ラ・リーガで注目すべき3つのトリデンテ
前線ユニットに大きな注目
今季のラ・リーガでは、注目したい3つのトリデンテがいる。 まずはアタランタとのUEFAスーパー杯で一足早くベールを脱いだ新生レアル・マドリードの攻撃陣だ。今夏にキリアン・ムバッペが加わり、スペインの各メディアは『BMV』との呼び名をつけている。 これはジュード・ベリンガム、ムバッペ、ヴィニシウス・ジュニオールの3枚のことを指している。ロドリゴ・ゴエスもいるのだが、今はBMVとの呼び名が使われることが多いようだ。 しかし、注目トリデンテはこれだけではない。優勝を争うライバルのバルセロナには、ライプツィヒからFWダニ・オルモが加入。今夏はEURO2024、パリ五輪を制したスペイン代表のサッカーが大いに注目を集めたが、ダニ・オルモはEUROで大活躍した選手だ。 同じくバルセロナにはスペイン代表の右ウイング1番手となったラミン・ヤマルもいるため、スペイン『MARCA』は左のダニ・オルモ、右のヤマル、そして最前線に構えるロベルト・レヴァンドフスキの組み合わせに期待をかけている。 さらにもう1組。今夏はアトレティコ・マドリードの補強も積極的だ。前線にはマンチェスター・シティからフリアン・アルバレス、ビジャレアルからアレクサンデル・セルロートの2枚が加入。そこにアントワーヌ・グリーズマンが加わる攻撃陣は、レアル&バルサのトリデンテにも負けないインパクトがあるはずだ。 果たして最も成功を収める攻撃陣はどこか。今のところはレアル、バルセロナ、アトレティコの攻撃陣が目立っており、今季のラ・リーガを盛り上げる3ユニットとなりそうだ。
構成/ザ・ワールド編集部