こんな時に限って! 最高に三浦海岸を満喫した帰りに襲った悲劇 ただ重い硯と化したスマホのおかげで結果オーライ?
【なにがあってもゴキゲンちゃん】 今年の夏の思い出になった三浦海岸。コスパ最高な回転寿司「海鮮」さんでマグロだけで18種類も堪能し、行きたかった海岸沿いのカフェの梯子もできました。いいことばっかりだな、と、満喫満足で三浦海岸駅から帰ろうとしたとき、突然、それはやってきました。 【写真】原田龍二、たんぽぽ川村のHカップボディーを絶賛「いい体してますね」 スマホのSuicaが反応せず…。チャージをしようとしてもできずに機能しなくなりました。「さてはて、いかがなものか」。いったん広くて高い空を見上げました。スマホであれやこれやの機能が使えなくなったらそれはただ、お習字の硯を持っているようなものです。 そうです。私のproタイプはとても大きい。硯は言いすぎかな?でもケースを付けたスマホは小学生のころ習っていたお習字での硯を思い出す重さでして、毎週土曜日の午後にタイムスリップしそうでした。 当日、37℃。すべて暑さのせいにしてもいいでしょうか?硯スマホを触って調べたらカードが止められていました。「あちゃー」。思わず頭に手をやり声が漏れました。私はこのすっとこどっこい野郎!引き落としがちゃんとなされず、Suicaのチャージもできなくなっていたのです。 しかもその日は月曜ながら祝日だったもので、火曜日までお待ちくださいとのこと。たった一日でも長い!!毎日は早すぎるのに、引き落としができなくなった硯スマホを持ち歩くのは一日だけでも損をした気分です。 「チクショー!お習字でも始めてやろうか!」と心のなかで叫んで、仕方なく切符を購入しました。切符というものを久しぶりに見ました。 最高に楽しさを満喫した帰りにこんなことに…なんて思いましたが、ポカスカいろんなものをピッピピッピとSuicaで買わなくて済むし、紙の切符を見ることができましたし、スマホカバーの内ポケットに切符をしまうことで、ただ重い硯スマホではなく切符をしまう場所としてとても重宝しました。 まだ早めの午後で電車も空いていて、のんびりと京急線で良い小旅行だったなぁ…と、ゴキゲンちゃんで帰ることができました。 ■川村エミコ(かわむら・えみこ) 1979年生まれ。神奈川県出身。東京経済大学卒業。2003年からピン芸人として活動し、08年10月に白鳥久美子とお笑いコンビの「たんぽぽ」を結成。10年にフジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」の新レギュラーに。現在は日本テレビ系「世界の果てまでイッテQ!」などで活躍するほか、自身のYouTube『おかっぱちゃんねる』も話題。「こけし」集めの趣味や、温泉ソムリエアンバサダー、夜景鑑賞士の資格も持つ。23年から三浦市の〝みうら観光大使〟に就任。初の書き下ろし楽曲「優しさモンスター」配信中。