ケイト・モス50歳に!50枚の写真で振り返る奇跡の美しさ
イギリスのモデル、ケイト・モスは、2024年1月16日に50歳の誕生日を迎えた。彼女のキャリアは、記憶に残るランウェイやロックな夜の数々に溢れている。 【画像】写真で振り返る、ケイト・モスの奇跡の美しさ! スレンダーな体型、足元にはスティレットヒール、そしていつも手元にはタバコ......これらはケイト・モスを象徴する特徴だ。この1月16日、ファッション界で最もロックな英国人モデルは50歳の誕生日を祝った。ケイト・モスはデビュー以来「ツイッグ(小枝)」と呼ばれ、その独自のスタイルでファッション業界に名を刻む存在だ。センセーショナルな恋愛(ジョニー・デップ、ピート・ドハーティ、ジェイミー・ヒンスなど)と記憶に残るランウェイの間で、ケイト・モスは反逆的な女性らしさを打ち出し、彼女のイメージは時代を反映してきた。
美しくて反抗的
ケイト・モスが象徴的地位を手にした理由はそのユニークなルックスだった。1990年代、彼女はアンドロジナスなスタイルを強調し、反抗的な雰囲気を醸し出した。軽い斜視、身長170センチという小柄さ、若々しい存在感。それは非常にブリティッシュで、官能的なクラウディア・シファーや非常にアメリカ的なシンディ・クロフォードとはまったく異なるスタイルだった。ケイト・モスの人気は、独特のファッションにもある。ロンドンの中心部で開かれるワイルドなパーティで、彼女はスリップドレスや流れるようなドレスをシグネチャーアイテムにした。1993年にロンドンで若干19歳の彼女は黒い下着が透けて見えるシースルードレスで登場し、センセーションを巻き起こした。ライラ・モスの母親でもあるケイト・モスは、ハイヒールを履くときや毛皮のコートを着るとき以外は、スリムフィットのスキニーパンツ、ノースリーブのベスト、カーキ色のアイテム、そしてレオパードなどのアニマルプリントなどをお気に入りのファッションアイテムとしている。 90年代のカルバン・クラインのミニマルなキャンペーンは言うまでもない。これらの有名なモノクロ写真は、彼女のキャリアをスタートさせ、この10年間のスタイルを形成する一助となった。カルバン・クラインのユニセックス・フレグランス「シーケービー」の広告では、18歳の若さで登場した彼女が「Be good. Be bad. Just be(善であれ。悪であれ。ただ、ありのままであれ。)」のスローガンのもとで微笑んだ。まさに彼女のキャリアを通じて続く信念であり、常に魅力的で自然体な彼女を表現している言葉である。
text: Augustin Bougro (madame.lefigaro.fr)