新生ENEOSの象徴となるか…オコエ桃仁花が3シーズンぶりのWリーグに向け意欲
伝統チームで再び日本一を目指す
ENEOSは、皇后杯は27回、Wリーグは前身の日本リーグを含めると23回優勝という圧倒的な数字を残している伝統チーム。「いやもう、あの体育館入ると、(壁一面に飾られている)優勝フラッグがすごくて(笑)。勝たないといけないなということは感じますね」と、オコエもその伝統をひしひしと感じているようだ。加えて、「組織のあり方など王者としてのプライドといったこともすごく感じるので、ENEOSというチームにに入ることができて感謝しています」とも語った。 ENEOSは昨シーズンまで14シーズン在籍し、幾多の優勝へとチームを引っ張った渡嘉敷来夢が退団。そのため、大きな変化を経て迎えるシーズンでもある。昨年まで高校界を沸かせた田中こころ、八木悠香といった新人たちも9月の『Wリーグユナイテッドカップ 2024-25』のEASTグループステージではアグレッシブな動きを見せており、オコエも「若い選手たちに力がある」という。 「かなり走り込んでいるし、仲がいいのも特長。チーム力があると個人的にはすごく思っています」と、今シーズンのチームをこう表現したオコエ。最後は3シーズンぶりのWリーグでの戦いに向けて意義込みを語った。 「日本でプレーすることが楽しみですし、海外で学んだことをチームに還元できるように。あとはブレることなく優勝を目指して、ENEOSの伝統を引き継ぐことができるように頑張りたいです」 文=田島早苗
BASKETBALL KING