豊橋市の「モンハン」ジャックは物量がすごかった!
東海旅客鉄道(JR東海)とカプコンの大型観光プロジェクト「CAPCOM TRIP TOKAI」は、現地企画第3弾「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」を4月24日より開始した。期間は7月31日まで。 【画像】THE CAPCOMミュージアム in 名古屋 本企画では、愛知県豊橋市の各所でカプコンの人気ゲームシリーズ「モンスターハンター(以下、モンハン))」の世界観を再現。豊橋市内を舞台に、作中の「クエスト」をイメージしたデジタルスタンプラリーや、作中のキャラクターがフルラッピングされた路面電車などが登場する。 さらに地元名産品の「モンハン」コラボ商品の販売、ホテルでの「モンハン」オリジナルコラボルームの宿泊プラン展開など、豊橋市全体が「モンハン」にジャックされる。 4月23日に開催されたメディア向けのプレスツアーでは、本企画のオープニングセレモニーが行われ、特別ゲストに「モンハン」が大好きなことで有名な“ゴマキ”こと後藤真希さんも登場した。 今回、豊橋市の「モンハン」ジャックの様子を取材することができたので、内容をご紹介する。 ■ 推しに会いに行く旅「CAPCOM TRIP TOKAI」とは はじめに、今回行われる「CAPCOM TRIP TOKAI」について簡単に紹介する。 「CAPCOM TRIP TOKAI」は東海旅客鉄道株式会社(以下、JR東海)が展開している「推し旅」キャンペーンの一つだ。アーティストやキャラクターたちといった“推し”に会いにいくことをきっかけに、コロナによって減少してしまったイベントや、出かけるチャンスを再び作り上げていきたいという形で始まった「推し旅」。そんな「推し旅」が今回はカプコンとコラボしたことで、この「CAPCOM TRIP TOKAI」が誕生した。 今回実施される「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」はこの「CAPCOM TRIP TOKAI」の第3弾となる。 ■ ゴマキもニッコリ! 「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」オープニングセレモニー 4月23日に豊橋市内で「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」のオープニングセレモニーが開かれた。セレモニーには「モンハン」の大ファンで、自身のYoutubeチャンネルでもゲームプレイの様子を配信しているタレントの後藤真希さんが登場した。後藤さんは、「街に来たらワクワクしてあちこち回りたくなりますね」と豊橋市の「モンハン」ジャックの様子について話した。 このほかセレモニーでは豊橋市の浅井由崇市長がアイルーと共にデジタルスタンプラリーの実演や、JR豊橋駅コンコースに展示されるオブジェの除幕式が行われた。 ■ 東海道新幹線で移動中のみプレイ可能なゲーム「カプ旅クイズ100」も遊べる「カプ旅ポイント」 豊橋市の様子を紹介するまえに、まずは「カプ旅ポイント」についてまずは説明したい。 「カプ旅ポイント」はJR東海がカプコンと協力して制作した新たな試みのひとつ。新幹線での移動を特別なものにできるように、旅の間にできる体験を提供するために制作された施策だ。 内容自体はシンプルで、「カプ旅」に設定された様々なミッションをクリアすることでポイントを入手することができる。入手したポイント数に応じて自身のランクがCからSまで上昇するようになっており、このランクを上げることで豪華な景品が当たる抽選に申し込むことができる。 今回のコラボではデジタルスタンプラリー「トヨハシクエスト」がミッションとなっており、クエストをクリアすることでと、内容に応じた「カプ旅ステッカー」を現地でもらえるようになっている。 ミッションは基本的に旅先で行うものが多いが、ひとつだけ新幹線の走行中のみ達成可能な「カプ旅クイズ100」というものがある。これはカプコンの歴代ゲームやキャラクターなどに関するクイズが出題されるもので、簡単なものから難問まで、カプコンにまつわるありとあらゆるクイズが登場する。1プレイ10問が出題され、1日最大で5回までプレイ可能となっている。 「カプ旅クイズ100」のミッションをクリアすると、「CAPCOM TRIP TOKAI」オリジナルエコバッグがもらえる特典引換券が入手できる。この引換券は豊橋観光案内所で提示することで「CAPCOM TRIP TOKAI」オリジナルエコバッグを受け取れる。 ■ 豊橋駅から始まるモンハンの世界 さて、いよいよ豊橋の様子である。新幹線を降り、豊橋駅の改札を通った瞬間から豊橋の「モンハン」ジャックが開始する。 まず最初に飛び込んでくるのが、改札の目の前に展示されている超大型イメージパネル。「モンハン」20周年のロゴが描かれており、そのすぐ近くには2匹のアイルーが描かれた「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」のコラボパネルが展示されている。 「カプ旅ポイント」の対象になっているデジタルスタンプラリー「トヨハシクエスト」のスタート位置はここからとなっており、端にあるクエストスタートパネルの二次元バーコードを読み込むことで、「クエストNo.1」を達成することができる。 また、新幹線改札を出て右手側には「豊橋観光案内所」がある。ここでは豊橋市のおみやげの他に、地元名産品の「モンハン」コラボ商品を購入することができる。かなりの種類があるので、後ほどまとめて紹介する。 駅構内には「豊橋クエスト」の内容が書かれたクエストボードや、“豊橋へ 一狩りいこうぜ!”と書かれた専用バナーが天井にいくつも吊られている。 さらに、駅中央には観光大使のタスキをかけたアイルーのオブジェが設置されている。その後ろには今回のコラボのために描き下ろされたコラボイラストのパネルと、モンハンの映像が流れるディスプレイが設置されている。 ■ 路面電車から商店街まで、市内の至るところにモンハンが現れる 駅を出てすぐのところには、豊橋鉄道が運行する路面電車の乗り場がある。コラボ期間中は、この路面電車が「モンハン」仕様になって街中を横断する。また、期間中は豊橋鉄道にてオリジナルデザインの1日乗り放題乗車券(市内線1日フリー乗車券・いこまい豊橋電車・バス1日フリー乗車券)も販売される。 駅のすぐ近くにある商店街「ときわ通り」商店街にはモンハンに登場するモンスターたちが描かれたバナーや、コラボのぼりが設置されている。 ほかにも歴代「モンハン」受付嬢の衣装展示や、ジンオウガの大型バルーン展示など、豊橋市内の至る所に「モンハン」が散りばめられている。 駅に隣接している「ホテルアソシア豊橋」では4月24日から7月31日にかけて、「モンハン」オリジナルコラボルームの宿泊プランを展開している。宿泊者はオリジナルコラボグッズを入手することができる。 □プランに含まれるもの ・「 アソシア」×「モンハン20周年記念」オリジナルコラボタオル (非売品) ・豊橋へ 一狩りいこうぜ!オリジナルポストカード3枚セット (非売品) ・豊橋鉄道 路面電車オリジナルデザイン 市内線1日フリー乗車券 ・道の駅とよはしイベントコラボ豆菓子(4種からランダム) ■ 地元名産品が勢揃いのコラボグッズ 「豊橋へ 一狩りいこうぜ!」ではブラックサンダーをはじめとした地元企業とコラボレーションした地元名産の商品が数多く登場する。なかにはモンハンの世界をイメージして作られたものもあり、協力企業の期待度が伺える。 今回は時間の都合で全てのスポットやコラボアイテムを巡ることができなかったが、それでもこれだけの「モンハン」を豊橋でを見ることが出来た。時間が許せば豊橋名物グルメのあんかけスパや、カレーうどんなども是非食べてみたかった。 豊橋には有楽製菓の豊橋夢工場があり、そこのブラックサンダー工場直営店では「ブラックサンダー詰め放題」が有名だ。この機会に「モンハン」ファンの方は豊橋を訪れて、「モンハン」と豊橋の両方を楽しんでみてはどうだろうか。 (C)CAPCOM (C)Central Japan Railway Company. All rights reserved.
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