ソフトバンク川村友斗

　TNCテレビ西日本の若鷹応援番組「とべとべホークス」の10月9日放送分が、公式YouTube「ももスポチャンネル」で15日に公開されました。今回はプロ3年目、育成出身の川村友斗外野手が登場します。支配下登録後、1軍の舞台で活躍した25歳。TNC五十嵐悠香アナウンサーとともに今シーズンを振り返ります。 ■育成出身！川村選手　歓喜のビールかけで…【動画はこちら】 　「1軍で大活躍じゃないですか！ドームでお会いできるのがうれしいです」。五十嵐アナから称賛の言葉を受け、「ありがとうございます」と謙虚に答える川村選手。「支配下になることができて、優勝するチームの一員として1軍に出られることはすごくいい経験になりました」と振り返った上で、「優勝は決まったが、貪欲に結果を求めてやっていきたい」と、次なる目標も忘れていませんでした。 　そして話題はプロ初本塁打に。優勝目前の9月22日楽天戦（みずほPayPayドーム）で放ったメモリアルアーチ。その裏には、「次の日からバッティングが変わった」と明かすほどのアドバイスがあったそう。その〝金言〟を送ったコーチと選手の名前を〝公開〟します。 　また、初めて体験した優勝の瞬間やビールかけについても、笑顔で感想を語っています。過去のインタビューでは、大観衆の前でも「緊張しない」と豪語していた川村選手にあらてめて質問。果たしてその答えは…。 ◇　　◇　　◇ 五十嵐悠香アナウンサーの取材後記「とべとべ悠刊号」！ファームの選手たちを中心に、ときにはプライベートの情報まで踏み込む番組の〝ウラ話〟を紹介します。

充実の表情に胸がジーンと

五十嵐悠香アナウンサーの「とべとべ悠刊号」

　「本当に今シーズンは全部が初めてのことばかりでした」と今シーズンを振り返ってくれた川村選手。ドームで見えていた景色については、「超満員のお客さんの前で（野球を）出来ているのは前の自分だったら考えられない。いい経験ができたなと思います」とやりがいにつながっていると語ってくれました。 　一方で、1軍の野球そのものについての〝難しさ〟を感じることもありました。「試合の途中に守備固めで出ることも多くなって。数試合、僕の頭を越されて逆転負けっていう試合が続いたんですね。そういう時は先輩方がいう野球の怖さというのを感じました」 　その〝難しさ〟はチームで戦うことの意味をあらためて感じる瞬間でもあったようです。「栗原さんがロッカーでは隣だったので、ありがたい言葉をかけてもらって切り替えることが出来ました」 　前回とべとべで取材した当時の川村選手は育成選手。〝支配下登録に向けて〟の気持ちをお聞きしていたので、ドームでの久々の再会は私自身胸がジーンとなりました。大きく飛躍した1年の歩みを感じさせてくれる、川村選手の充実した表情が印象的でしたね。