「試合に負けて悔しそうなわが子に、どう声かける?」 子どもが激変した、3児のママ・鈴木亜美が実践する“ポジティブ声かけ”とは
長男は小学2年生になってすっかり一人前に
こんにちは、鈴木亜美です。 息子たちの学年が上がって少し経ちましたが、気持ちの面でもどんどん成長しているなと日々痛感しています。今回のテーマは、長男の最近の様子について。 【漫画で読む】「自立した子」に育てるために親が意識すべきこととは? 長男は小学2年生になって、もうすっかり一人前だなと感じます。帰宅して自分で宿題をして、学校の準備も進んでできるように。学校生活にも慣れてきて、私が何か言わなくても自分で気づいて動けるようになっているので、すごいなと思いますね。とにかく外で遊ぶのが大好き! 少しでも時間ができれば、20分でも30分でも公園で遊びたいという感じで、いつも汗だくで元気いっぱい遊んでいます。 あとは、すっかり野球にハマっていますね。大谷翔平選手が大好きで、本格的にチームにも入って野球をしていて。毎週末、練習や試合があるので土日はほぼ野球で終わってしまいます。最近は練習試合も増えてきて、負けるとすごく悔しそうな顔をしているんですよね。小さくてもそういう感情はしっかりあります。試合を重ねるごとに「絶対負けたくない」という感情が芽生えているようにも見えて、実は結構負けず嫌いな性格なのかなと、意外な一面に驚いたりもしています。
前向きな言葉がけができるようフォローを
負けると本当に悔しそうで半べそをかいたりもしていて、どう声をかけるか迷うこともあるのですが、基本的には「かっこよかったよ!」「すごく頑張ってたね」と褒めたり、前向きな気持ちになるような言葉をかけるようにしています。私もパパも野球をやっていたわけではないので、野球の技術を教えることはできないんですよね。だからできないところを指摘しようなんて思いもまったくなくて、頑張ったことをたたえて、応援したいなと思っています。 ただ、まだ小さいので、例えば仲間がミスをしたときに責め合っちゃうような場面もあるんですよね。息子も負けたくないあまりにチームメイトに「三振しないでよ」「ちゃんと取ってよ」と言ったりしてしまうんです。そういうネガティブな発言をしたときには「自分も言われたらイヤだよね」「責めるんじゃなくて、応援したほうがみんな頑張れるんじゃない?」などと伝えるようにはしています。息子もすぐに理解して、次の試合からは「ドンマイ!」と仲間を励ましていたりするので、そんな様子を見ると嬉しくなります。 スポーツってそんな友達とのやりとりや、嬉しい気持ち、悔しい気持ちなどいろいろな感情を一度に経験できるので、すごくいいなと改めて思います。息子を見ていても、短期間で心も体もどんどん成長しているのがわかって、貴重な経験ができているなと感じますね。