大阪市の横山市長は、市内全域で路上喫煙を禁止する条例を、来年1月27日に施行すると明らかにしました。 【大阪市・横山英幸市長】「改正条例の周知や、喫煙所の円滑な運営など、必要な準備に要する期間を十分考慮して、来年1月27日としたい」 大阪市は現在、梅田や御堂筋などで、路上喫煙を禁止する条例を定めていて、違反した場合、過料1000円が科されます。 大阪市は、来年の大阪・関西万博に向けた街の美化などのために、全域を路上喫煙禁止とする改正条例を制定し、喫煙所の整備を進めてきました。 12日の議会で、横山市長は、140カ所を超える喫煙所設置の目途がついたため、条例の施行日を来年1月27日にすると明らかにしました。 大阪市は万博までに300カ所の喫煙所の設置を目指すとしています。