5m超の稲わらアート!? 地元民による超大作!今年は巨大ウサギ 目指すは地域の活性化 昨年の巨大パンダには約16,000人が来訪 三重・鈴鹿市
市川会長曰く、「目、鼻、口など“顔の表情”の表現方法は難しく、毎回皆さん苦労しています」という稲わらアート。今年のうさぎについては、「(うさぎの)毛並みをわらの流れで表したところ、足や耳の制作などにこだわりました」と話します。また、大きなニンジンをうさぎの横に置き、全体に彩りをプラス。うさぎには扉がつけられており、内部も自由にみることができるといいます。 「深伊沢地域づくり協議会」のこだわりと努力が詰まった、稲わらアート。キッカケは、同会が実施していた、田植えや稲刈り、もちつきなどの米作り体験事業だったといいます。 「米作り体験事業を通して、さらに地区の人たちが集まれるような催しがないかというなかから、稲わらアート作りが生まれました。稲わらアート作りを通じて、地区の人たちの交流が生まれ、人と人とのつながりが深まり、絆が強まるようになることが狙いです」と語りました。
“巨大稲わらアート”の今後について、「地域の活性化につながり、希望や安らぎを与えられるような存在になればうれしい」と話す市川会長。“今まで作った稲わらアートで印象に残っている作品”について尋ねると、「全ての作品に愛着や思い出があり、特定するのは難しいです。みんなホッとした安らぎを得られるような作品でした」と答えました。 「深伊沢地域づくり協議会」によると、今年11月24日に行われた“巨大うさぎ”の除幕式には、約600名が来訪。さらに、除幕式から12月10日(火)までの間には、約2,400名もの人々が訪れているといいます。 稲わらアートは、2025年3月末日まで、三重県鈴鹿市深溝町にある『深溝町営農組合ライスセンター』の敷地内にて展示されています。