アーセナルがアストン・ヴィラの絶対的な中軸を引き抜きか?財政状況の影響で半額の移籍成立可能性も「評価は1億ポンドだが…」
アーセナルはアストン・ヴィラに所属するドウグラス・ルイス獲得に向けて、今夏に動く可能性が高いようだ。英メディア『TEAM TALK』は、ヴィラの財政的な状況も影響して、アーセナルは同選手を比較的安い金額で獲得できる可能性もあると現地時間10日に報じている。 【動画】すごすぎ!? 冨安健洋のアーセナル初ゴール! 報道では、「ヴィラはプレミアリーグの利益と持続可能性のルール(PSR規則)の限界に近づいている」と指摘した上で、「6月30日までに選手売却で多額の資金を調達する必要があるとみられる。これができない場合、各クラブは制裁を受ける可能性があるだろう」と、財政的に危機に瀕していることを報じていた。 しかし、来季クラブとして初めてUEFAチャンピオンズリーグに出場するヴィラは、すでに戦力強化に着手。記事では、「ルートン・タウンに所属するMFロス・バークリーやチェルシーのコナー・ギャラガーとの契約交渉が進行している」と、伝えていた。そのためクラブとしては選手確保と売却の帳尻を合わせる必要があり、契約解除金を1億ポンド(190億円)に設定したルイスの売却も検討し始めているようだ。 同メディアは、「ヴィラは同選手に1億ポンドという法外な評価額を付けたとみられており、今のところ獲得希望者を全て遠ざけている」と前置きした上で、「ヴィラの財政状況は、6月30日までに必要な資金を確保する必要がある。そのため、大幅な割引契約を受け入れることにならざるを得ない。同選手の評価は1億ポンドだが、5000万ポンド(約95億円)を提示されれば移籍に同意するだろう」と、半額でリーグ屈指の選手をアーセナルが獲得する可能性があると指摘していた。
フットボールチャンネル編集部