40代メンズならではのスニーカーの選び方とは?
“四十にして惑わず”とは言うが、ことスニーカー選びに関しては迷いが生じているという方も少なくないのでは?「流行っているから買おう!」とか「定番だからハズさないでしょ」といった安易な選び方が通用しなくなるミドル世代に向けて、スニーカー選びの基本スタンスや考え方を紹介していく。 40代男性におすすめのスニーカー9選
40代メンズ スニーカー選びの視点①「スニーカーの基本カラーを把握し、選ぶ際の軸足にする」
数あるスニーカーのカラーリングの中で、基本となるのが「オールホワイト(アッパーもソールも白)」「オールブラック(アッパーもソールも黒)」「ブラック×ホワイト(アッパーが黒、ソールが白)」の3つだ。「自分のテーマカラーは赤!」とか、「シルバーとグリーンのスニーカーを買ったから、それに合わせてグリーンとグレーのボーターカットソーを買う。スニーカーに合わせて服を買い足していくのは当たり前でしょ。」といったスタンスの方は例外だが、それ以外の方は前述の3パターンの配色のスニーカーを選ぶのが定石だ。ちなみにどうしてもスニーカー自体で色遊びしたり、多様な色のスニーカーを楽しみたいなら、服は基本的にモノトーンで統一するなど、服の色で引き算すればコーデがまとまりやすいし、予算も抑えやすい。
40代メンズ スニーカー選びの視点②「スニーカーに何を求めるのかを明確にする」
自分のファッションスタイルのなかで「スニーカーにどんな役割を求めるのか?」を明確にすることも重要だ。「流行に右往左往せずに定番モデルを選びたい」「普段選ぶ服のデザインがシンプルなので、足元のスニーカーでトレンド感を出したい」「若い男性と差別化したいので、スニーカーにはラグジュアリーな1足を選びたい」などなど、個人ごと、あるいはその時々の気分でスニーカーに求める方向性をしっかりと決めると迷いが少なくなるし、失敗や後悔をしにくい。
40代メンズ スニーカー選びの視点③「シンプルな定番モデルに無条件に飛び付かない」
「定番モデルだから安心」と思い込んで、無条件に買うのは禁物だ。なぜなら、我々が若かりし頃に定番だったモデルが、今ではちょっと下火になっているケースもあるからだ。例えば、アディダスの「スタンスミス」は間違いなく永久定番の名作ではあるが、原宿や表参道といった日本国内のファッションシティ、ファッションイベント会期中の海外のファッションシティでも、今ではほとんど履いている人を見かけず、彼ら彼女らがイマ履いているのはアディダスのなかでは圧倒的に「サンバ」が多い。もちろんその手のモデルのスニーカーを取り入れるのは自由だが、よっぽどお洒落に履きこなしているケースを除いて、40代の男性が履くと(悪い意味で)普通すぎてファッションに興味がない人に見えてしまう可能性があるし、下手するとおじさん臭さを感じ取られてしまうことも。