佐賀県内、7月1日夕方にかけて雷ともなう大雨の恐れ 太良町に大雨警報
朝鮮半島付近の梅雨前線に暖かく湿った空気が流れ込む影響で、佐賀県内では7月1日夕方にかけて雷をともなった激しい雨が降る恐れがある。佐賀地方気象台では、これまでの雨で地盤が緩くなっているところがあり、土砂災害への警戒を呼びかけている。 気象台によると、佐賀県の1時間当たりの予想雨量は南部北部ともに多いところで1日は50ミリ。24時間の予想雨量は南部北部ともに多いところで、1日午後6時までに200ミリ、2日午後6時までに50ミリとなっていて、大雨警報を発令する可能性があるとしている。 大浦港(太良町)の満潮時刻は、1日午前4時8分、午後5時17分。 JR九州によると、6月30日の大雨で、JR長崎線の多良(太良町)-小長井(長崎県諫早市)間で午前9時半から3時間の運休が発生し、午後12時50分頃から運転再開した。 気象台は、6月30日午前11時10分ごろ太良町に大雨警報を発令した。太良町役場では午前11時半ごろ災害対策連絡室を設置し、午後5時に警戒レベル3「高齢者等避難」を発令した。同町の竹崎地区では一部土砂崩れが発生したが、けが人はいなかった。
上田遊知