他球団も垂涎!? パ・リーグの現役ドラフト注目野手(5)西武編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(パシフィック・リーグ野手編)
西武:高木渉
・投打:右投左打 ・身長/体重:181cm/87kg ・生年月日:1999年12月6日 ・経歴:真颯館高 ・ドラフト:2017年育成選手ドラフト1位 二軍で高いパフォーマンスを見せているが、一軍には定着できずにいる高木渉。他球団への移籍で、活躍の場が広がる可能性がある選手の1人だ。 2017年育成選手ドラフト1位で埼玉西武ライオンズに入団。ルーキーイヤーは二軍で75試合に出場し打率.278、6本塁打をマーク。高卒1年目にして支配下登録を勝ち取った。 翌2019年に一軍デビューを飾ると、2020年には12試合の出場ながら2本塁打を記録。しかしながら、同年は打率.175に終わるなど確実性に課題を残した。 2022年にはファームで打率.274、15本塁打、46打点と傑出した数字を記録し、イースタン・リーグ本塁打王を獲得。その一方、一軍では13試合出場で打率.111と少ないチャンスを活かせなかった。 今季も二軍が主戦場となり、わずか5試合の一軍出場に。高卒6年目の23歳とまだまだ成長が期待できるだけに、他球団も注目の存在になるだろう。
ベースボールチャンネル編集部