来季プレミアリーグ参戦のイプスウィッチ 1部昇格に大きく貢献したMFハッチンソンとの再契約を熱望
今季はチャンピオンシップで10ゴール5アシストを記録
来季プレミアリーグに参戦するイプスウィッチ・タウンは主戦力の残留を強く望んでいるようだ。 『The Athletic』によると、イプスウィッチはチェルシーに所属するジャマイカ代表MFオマリ・ハッチンソンとの再契約を熱望しており、現在移籍金についての問い合わせを行なっているという。同クラブは、今季はチェルシーからのレンタル移籍という形で在籍していたハッチンソンに対して、来季に向けて完全移籍での再契約を求めているようだ。 現在20歳のハッチンソンはチェルシーやアーセナルの下部組織で腕を磨いた左利きのアタッカー。2022年にチェルシーへと完全移籍を果たした同選手だが、チェルシーの層の厚さを前に出場機会を掴めず、経験を積むため、今季から当時英2部のイプスウィッチへレンタル移籍していた。そんなハッチンソンだが、レンタル先のイプスウィッチでは大活躍。2部チャンピオンシップで全44試合に出場し、10ゴール5アシストを記録するなど、クラブの1部昇格に大きく貢献した。 同メディアによると、この活躍を受けてハッチンソンに対しては、プレミアリーグの他のクラブだけでなく、ドイツのシュツットガルト、そしてオランダのアヤックスやフェイエノールトといったヨーロッパ中のクラブが注視しているという。 イプスウィッチでその才能を開花させたハッチンソンだが、来季はどのクラブでプレイするのか。今夏の移籍市場での動きから目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部