「“面倒くさい”がなくなる仕組み」で二度と散らからない!1万人以上に片づけを教えたプロのお手軽なコツ<漫画>
モノを買う、使う、しまう、捨てる。一連の作業が滞れば汚部屋まっしぐら。『部屋がゴチャゴチャで、毎日ヘトヘトなんですが、二度と散らからない片づけのコツ教えて下さい!』(すばる舎)は、片づけのルールをシンプルに伝える一冊です。
私の人生、散らかり放題?
著者の西﨑彩智さんは株式会社Homeport代表取締役にしてお片づけ習慣化コンサルタント。自らが「片づけ」を通して、人生が好転していった経験を踏まえ、そのノウハウには愛と細やかさと手軽さがあります。 10000人以上に「片づけ方法」を伝授し、「1年後の習慣化率97%」という驚異的な数値も叩き出しました。 部屋を片づければ、必然的に生まれるのが、時間、お金、ゆとり。2024年は運気がアップするきれいな部屋で過ごしたいあなた。本書から今すぐ実践できる方法を、いくつか抜粋しますね。
片づけの「4つのステップ」
効率よく片づけるためには「4つのステップ」があると本書。 ステップ1 …… 環境を可視化する(写真を撮る・スケジュールを書き出す) ステップ2 …… 「どんな暮らしをしたいか」をイメージする ステップ3 …… 必要なモノのみを残す ステップ4 …… 家族がよく使うモノの位置を決め、配置する ステップ1で現実を直視します。できれば避けたい散らかり現場ですが、可視化することで逃げ道がなくなるのです。費やす時間をスケジュール管理すれば気合も入るというもの。 ステップ2で、できるだけ具体的に理想の暮らしを思い描きましょう。ゴールを明確にすれば、片づけ道中も見えてきます。 ステップ3で、「いる、いらない」を選別します。どこから手をつけるか悩みどころですが、本書がまずすすめるが「キッチンの食糧庫、ストック棚」です。賞味期限切れなど、いらないものがわかりやすいですよね。 ステップ4で、家族が共通で使うモノや生活動線を把握し、モノの配置を決めていきます。
毎日10分、45日間の片づけ
片づけを決意すると、一気にやってしまいたい!という衝動にかられませんか。でも本書が推奨するのは「45日間」。理由は「1ヶ月では短すぎるものの、2ヶ月以上だと集中力が続かない」から。 散らかった部屋、雑然とした部屋の歴史は長く、一気にやるには無理があるのです。しかも片づいた状態を習慣化するためには、1日の積み重ねが大切です。 次に「まとまった時間をあてにしない」のも心得のひとつ。最初の一歩は「毎日10分」。 キッチンの食糧庫、ストック棚を整理したら、必ず視界が変わりますよね。散らかり具合の基準が自然と厳しくなれば、片づけるべき場所も見えてくるに違いありません。毎日10分、気づいた場所を片づける。そんな意識からはじめましょう。