【冬の味覚】ことしもカキ小屋が続々オープン 夏の記録的な猛暑で異変も「寒くなれば大きく」福岡
そうした中ですが、10月5日から今シーズンの営業を始めた糸島市のカキ小屋には、出始めのカキに舌鼓を打つ客の姿がありました。 ■訪れた人 「ちょっと小ぶりだけど、味わい深くておいしいです。」 「なかなか東京だとカキ小屋がないので、ちょっと食べてみたいなと思って。」 「おいしい!」 店の人は、サイズこそ小さいものの、この時期しか食べられない味を楽しんでほしいと話します。
■のぶりん・古藤広子さん 「今は初物で、今の良さ、濃厚さがあります。今が一番海に近い味。この先、寒くなるとまた海のミルクのような、白くプリップリのカキが食べられると思う。」 糸島漁協では。 ■糸島漁業協同組合・鹿毛俊作 業務課長 「カキって寒い時期に生き残る生き物なので、今から寒くなればすぐグっと大きくなって、1週間でものすごく成長します。」 冬の味覚にも影響を及ぼすことしの記録的な暑さ。平年並みの気温となるのは、12月からの見通しです。