【バレー】NEC川崎が決勝進出。世界クラブ選手権出場枠も獲得。29日の日本時間18時からベトナムのクラブと決勝戦 アジアクラブ選手権
2024アジア女子バレーボールクラブ選手権は22日からタイ・ナコーンラーチャシーマーで開催している。日本から出場しているNECレッドロケッツ川崎は27日、準決勝で開催国のNACHON RATCHASIMA Qmin Cと対戦し、フルセット(23-25、22-25、25-17、25-19、15-10)の激闘を制して、勝利。決勝戦に駒を進めた。また、2位以上が確定したため、2024年FIVB女子クラブ世界選手権(2024年12月中国開催)の出場枠を獲得した。
NEC川崎がこの大会に出場したのは2018年以来で、当時は金子隆行監督の監督デビュー戦。決勝戦で同じタイのSupreme VCに敗れ、準優勝であったが、今大会もこの時と同じく決勝進出を果たした。また、2018年はアチャラポーン・コンヨット選手がMVPを受賞したが、現在はNEC川崎の一員というのも興味深いところだ。 金子監督は15日に行われたNEC川崎の始動イベント「発射式」にて、「ここでチャンピオンとなり、年末の世界クラブに出場することはひとつのターゲットになっているので、相手がどうであれ、今の戦力を使って優勝したい」と語った。
また、東京・パリと2大会連続で五輪代表となった山田二千華選手は今大会に帯同はしていないが、15日のイベントではチームがアジアクラブ選手権に臨むにあたり、「リーグが始まる前に他国の人たちと戦えることは大きい。チームとしてプラスに捉えて、自信を持ってコートの中で戦うことが、この先の自分たちのパフォーマンスにも繋がってくると思う」と話した。 決勝戦は29日、日本時間18時より行われ、ベトナムの LP Bank Ninh Binhと対戦する。この試合はVBTV(https://tv.volleyballworld.com/)にて配信される。
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