バスケ神戸ストークス、26年から「Bリーグ・プレミア」参入 新アリーナで基準クリア
バスケットボールのBリーグは17日、2026年に始まる新たなトップカテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」に、今季Bリーグ2部の神戸ストークスなど22クラブが参入すると発表した。来春には約1万人を収容する新拠点「ジーライオンアリーナ神戸」(神戸市中央区新港町)が開業予定で、条件をクリアした。 【写真】夜景に映えるアリーナの外観イメージ 11年、兵庫県内初のプロバスケットチーム「兵庫ストークス」として発足。16年のBリーグ入りを前に拠点を西宮市とし、1部(B1)入りを経て降格後、昨季から神戸市に移った。 一定基準を満たしたアリーナを確保した上で、昨季は最終戦でクラブ最多6454人を記録するなど終盤に急増させ、平均入場者数3千人に乗せた。売上高はスポンサー収入を中心に、前年の3倍以上の12億円を達成した。 当初は「可能性は5%だった」と明かしたストークスの渋谷順社長。「最後尾からのスタートで、これからという気持ちが強い。神戸に根付いたクラブにする」と決意を語った。 参入決定を祝い、17日から神戸ポートタワー(神戸市中央区)などがチームカラーの緑色に染まった。 (井川朋宏)