クリスマスは約半数が「出費をある程度想定」 コロナ5類移行後初の冬のボーナスは「大きく使いたい」が3割強に
2023年も残り1ヵ月を切り、本格的な寒さになってきました。この時期は“冬のボーナス”の使い道について考えている人も多いのではないでしょうか? そこで今回は、BIGLOBEが実施した「2023年冬の生活とお金に関する意識調査」の結果を紹介します。 【写真】冬のボーナスの使い道は? <2023年冬の生活とお金に関する意識調査> ■物価上昇で「生活に不安」7割強 今回「BIGLOBE」が行った意識調査は、全国の20代から50代までの男女1000人を対象に、2023年冬の生活とお金に関する意識調査を、アンケート形式で実施したもの。 まず「昨今の(円安や)物価上昇にともない生活に不安を感じるか」を質問したところ、7割強の人が「生活に不安を感じている」という結果が明らかに。 また「今までは感じなかったが、最近(ここ数ヵ月前から)不安を感じるようになった」、「1年以上前から感じていて、最近(ここ数ヵ月)より不安を感じている」をあわせ、最近(ここ数ヵ月)不安が高まった人が31.2%にのぼっていることがわかった。 ■7割強が「物価上昇を上回る賃金の増加はなかった」 次に、全国の20代から50代の男女1000人のうち、有職者の男女733人に「物価上昇が続いているが、今年(2023年)、賃金(月給、手当、ボーナスなど総合的に)は上がったか」を質問したところ、「上がった(物価上昇を上回って上がったと感じる)」と回答した人は26.3%という結果が明らかになった。 一方、「上がった(上がったが、物価上昇には追い付かないと感じる)」、「変わらない」、「下がった」と回答した人をあわせ、「物価上昇を上回る賃金の増加はなかった」という人は7割強だった。
■コロナ5類移行後初の冬のボーナスは「大きく使いたい」が3割 全国の20代から50代の男女1000人のうち「冬のボーナスが出る予定」という368人に「コロナ5類移行後、初の冬のボーナスを大きく使いたいという気持ちがあるか」を質問すると、「ある」、「ややある」をあわせ、「大きく使いたい気持ちがある」という人は3割という結果に。年代別でみると20代は4割強、30代は4割弱と若い世代の方が「大きく使いたい」という人が多かった。 また、6月に実施した「2023年夏の生活とお金に関する意識調査」より、夏のボーナスに関する質問と比較をすると、「大きく使いたい気持ちがある」と回答した割合は27.2%(夏)から30.5%(冬)に微増。20代~40代で増加が見られた。 さらに「冬のボーナスをどうするか」については、「預貯金」が7割と最も多かった。「預貯金」以外では、「旅行」が30.4%と旅行への意欲がうかがえる結果に。次いで「外食」が24.2%と多い結果となった。 ■クリスマスは約半数が「出費をある程度想定」 次に「コロナ5類移行後、初のクリスマスの出費予定について」質問をすると、「出費をある程度は想定している」という人は幅広い年代で約5割という結果だった。 さらに「今年(2023年)のクリスマスはコロナ禍よりもお金を使うと思う」については、20代が30.8%、30代が23.2%、40代が20%、50代が15.6%と若い世代ほどコロナ禍よりも出費を予定していることが明らかとなった。 また「クリスマスの予定」について複数の質問をすると、「クリスマスの予定がある・予定がはいると思う」と回答した人は20代、30代は5割強だった。「プレゼントを買う(自分へ)」については、20代、30代が3割前後と、若い世代ほど自分へのプレゼントを買う予定であることが明らかに。 クリスマスケーキ、クリスマスの食事については幅広い年代で約半数が予定をしている結果となった。 【「2023年冬の生活とお金に関する意識調査」概要】 調査方法:インターネット調査 調査期間:11月16日(木)~11月17日(金) 調査対象:全国の20代~50代までの男女1000人