【独自】上野に“宝島ロード”中国語や韓国語で言い合いすることも…「敵は多かった」トラブルの実態、被害者と妻の素顔 栃木・那須町男女2遺体事件
上野に“宝島ロード” 経営者夫婦の素顔は
上野界隈に、寿司店や居酒屋、焼き肉店など14店舗の飲食店を経営していた宝島さん。上野の商店街にある通りは、“宝島ロード”と呼ばれるほど宝島さんが経営する店が集中していた。 宝島さんが経営する店の近くの飲食店従業員: 例えば、アメ横の中に(空いてる)ところがあれば、オーナー(宝島)さん絶対とる。全部新しい店つくってたから、誰の店かなと思ってオープンするの。オーナー(宝島)さんいたから、すごいまた新しいお店をつくるんだなって。 やり手の経営者として知られていた宝島さん。数ある店を自転車で回り、自ら売り上げを回収していたという。 宝島さんが経営する店の近くの飲食店従業員: 毎晩、毎夜、社長と奥さんがここに自転車(を止めて)。売上いろんな店舗チェックかな。 宝島さんの妻も店の経営に関わっていたという。 宝島さんの妻の知人: 言葉をよく言えば華やか。持ち物はもうブランド物ですし、目を引くような方でした。 宝島さんが常連だった飲食店の関係者: 夫婦2人で仲良くしていただいたっていうところなので、2人ともいい方でしたね。「もっとこうしたらいいんじゃないかな」っていうアドバイスもくれたりだとか、「こういうのやってるよ、やってみたら?」とかっていう。本当に気さくに話してくれる方だった。
他の飲食店と度々トラブルに…「敵は多かった」
その一方で、他の飲食店と度々トラブルになっていたという証言もある。 宝島さんが経営する店の近くの飲食店従業員: ここ(ライバル店)だけ、3~4年前は1週間に1回けんかしてた。 お客さん取ったから怒った。(同じ商品が)ここが590円、そこが490円。「こっちもっと安いから」って(呼び込まれて)怒った。 Mr.サンデーが独自に入手した2023年の映像には、宝島さん夫婦が、近隣店舗の関係者と言い合いになっている様子が記録されていた。 宝島さんの妻: 話長くする必要ない。 宝島さん: (韓国語で)おいおいおい! (中国語で)そう言ってますよね。写真や動画を撮る権利ないですよね。あなたも撮っていますよね。 宝島さんの妻: あなたみたいに暇じゃないから。 宝島さん: (中国語で)今から動かしますよ? 男性: (中国語)どうぞご自由に動かしてください。 宝島さんの妻: (韓国語で)やったらいいじゃないの! 宝島さん: (韓国語で)通り道に…。 店のスタッフも加わり、もめている映像もあった。 宝島さんの親族: 仕事をやってる上でトラブルはあると思います。敵は多かったと思います。特定できる人がわからない。多すぎてわからない。トラブルが多すぎてわからない。 Mr.サンデーは、宝島さんと過去にトラブルになったという男性を取材した。 宝島さんの店とトラブルになっていた店舗の社長: 営業妨害までされたことは事実です。3年もトラブルが続いて、いい加減嫌になって、人に店を譲ったんですよ。けんかはしたくないけど、もし自分が立ち向かわなかったら、スタッフも辞めちゃうと思うので、しょうがなく対応するしかなかったんです。 男性は、営業妨害を受けたとして、宝島さんの会社などを訴えているというが、これに対し宝島さん側も反論。男性側が宝島さんの店の悪評を流したと、逆に訴えを起こしているという。 宝島さんの店とトラブルになっていた店舗の社長: 確かにいざこざを抱えていますから警察は関心を持つかもしれませんが、私のところに(警察は)来てはいません。 平山容疑者の逮捕で急展開を見せた事件。警察は、事件に関与した人物が他にもいるとみて、捜査を進めている。 (「Mr.サンデー」4月21日放送より)
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