「エコバッグ難民」の私がたどり着いたのは、2000円の防水バッグだった
エコバッグが苦手だ。 使用後に折りたたむことが面倒臭いし、見た目もまさに「お買い物」といった形状で、それ一つでオールラウンドに使いづらい。 【全画像をみる】「エコバッグ難民」の私がたどり着いたのは、2000円の防水バッグだった かといって普通のカバンやトートバッグでは携帯性が悪い。
トートにもサコッシュにもなるドライバッグ
そんなエコバッグ難民の私が見つけた最適解が、nahe(ネーエ)のドライバッグだ。 ドライバッグというのは、カヌーなどのウォーターアクティビティの際に大切な荷物を水や湿気から守るためのバッグで、防水性に優れている。 そして、このドライバッグはロールトップ(口をくるくる巻く部分)を持ち手にすることができるため、 この写真のように、手提げかばんとして使うことができるのだ。 ドライバッグの両端にストラップの紐を通すとサコッシュにもなる。個人的にはこの使い方をすることが一番多い。 公式から別売りのコードストラップも用意されているが、どんなストラップでも着用可能だ。私はダイソーで買った110円のストラップをつけている。 メインの荷物が入る気室に加え、表面のファスナーから簡単にアクセスできる気室もあるので、財布などを取り出すときに便利だ。
くるくる巻き上げて簡単収納
私がエコバッグに一番フラストレーションを抱えていた折りたたみ問題も、このドライバッグなら簡単だ。 薄手のナイロン素材のため、ボディ下部からくるくると巻き上げ、最後はバックルをパチっと留めるだけでこのサイズ感になる。 ベルト状になっているため、他の荷物の持ち手部分に巻きつけてもいい。自転車のフレームなどに巻いておいて、必要な時に取り外すといった使い方も便利だ。
使い勝手のいいファスナー
私はもともとアウトドアメーカーでデザイナーをしていた。マニアックな話になってしまい恐縮だが、元同業者としてはこの止水ファスナー(水を弾く加工がされているファスナー)の使い勝手に驚いた。 レインジャケットなどで採用されているこのプラスチック製のファスナーは見た目はいいのだが、金具とファスナーの素材部分の摩擦抵抗が多く、力を入れないと開けにくい。 しかしこのカバンに採用されているファスナーは弱い力でもスッと開け閉めができる。指フックがついているため力を一点に集めることができるためスムーズな開閉を可能にしているのかもしれない。