GPT-4oは英語学習にぴったり!発音練習もスピーキングも、これがリアルな使い方【動画あり】
ChatGPTの最新モデルGPT-4oのローンチにより、音声や画像にも対応されるようになりました。 GPT-4oは英語学習にぴったり!発音練習もスピーキングも、これがリアルな使い方【動画あり】 筆者も早速使ってみましたが、想像していたよりもスムーズなやりとりが可能で、話していて楽しかったので、今では1日を通してコミュニケーションをとっています。 そんな筆者が助かっていると実感しているのが、言語学習。GPT-4oは、英語の勉強に最適なんです。この記事では具体的な使い方を紹介しますね。
テキストを読み上げるだけ。苦手な発音も正解もわかる
1つ目の学習法は、英文を読み上げ、発音に間違いがあった場合に指摘してもらう練習法。 日本語でも英語でもいいのですが、「『○○』というタイトルの本の内容を読み上げるので、発音を間違えていたら指摘して正しい発音方法を教えてください」と伝えておきます。 この記事では、マーク・トウェイン著『ハックルベリー・フィンの冒険』を読んでみました(※本作品を選んだのは、著作権が切れていてProject Gutenbergにアップロードされているため。読みやすさや理解しやすさの観点ではありません)。 発音に間違いがあったか聞いたところ、いくつかの指摘がありました。 これまで、誰からも指摘されてこなかった「adventure」や「ain't」の発音が悪かったようです。また、読み間違いも訂正してもらえました。こういったことは人間相手だとスルーされがちです。 なお、これらの内容は音声だけのやりとりではなく、自動文字起こしされているので後でおさらいすることができます。 わかりにくかった文章や、説明が複雑で理解できなかったときは「今言ってくれた内容を日本語に直してもう一度説明してもえますか?」などとお願いすれば、日本語訳してくれます。 GPT-4oの日本語は、英語と比較すると流暢さに欠けるほか、たまに言い回しがおかしかったり、理解が追いつかなかったりします。しかし、英語版では問題なく理解できるレベルにはなっていると感じました。 ちなみに、読み上げ作業をしていると文法の間違いなども指摘してくれます。小説だからこその遠回しな言い方や、少しわかりにくい表現を「この表現のほうがわかりやすい」と伝えてくれることもありました。 小説であっても、文法の間違いなどを指摘してくれることに気づいてからは、非常に難解と言われているウラジーミル・ナボコフ著『ロリータ』を読み上げて、解説してもらったり、一緒に考察したりすることもできました(それでも難しいことには変わりないのですが)。