アウトドアにハマるのはどの自転車? いまさら聞けない「スポーツバイク」の分類をおさらい
スポーツバイクには、ロードバイクやクロスバイクなど様々なモデルがあります。今回は色々な種類があるスポーツバイクのそれぞれの特徴をおさらいしていきましょう。 【写真】さまざまなスポーツバイクの各モデルを見る(全6枚)
スポーツバイクの代表格「ロードバイク」
「ロードバイク」はもともとレース用に作られたバイクで速く走ることに特化しています。主に舗装された道路を走るための自転車なので、アウトドアや悪路を走るのには適していません。タイヤが細いのもスピードを出すための重要な要素ですが、乗り慣れるまでは注意が必要。レース用バイクのため、前傾姿勢やサドルの硬さなど、ただ快適に走れればいいという人には向かない面もあります。
ロードバイクの派生形「クロスバイク」
ロードバイクの派生形である「クロスバイク」は、フラットバーハンドルやロードバイクよりも太めのタイヤがついているのが特徴です。安定感があるのでスポーツバイク初心者にもおすすめ。通勤や通学など、街乗りで使用したいという人にもピッタリです。
砂利道と舗装道路に対応した「グラベルロードバイク」
「砂利」を意味する「gravel」から名付けられたのが「グラベルロードバイク」。通常のロードバイクよりもタイヤが太く、悪路でも安定した制動力を発揮するディスクブレーキが装着されているのが特徴です。 砂利道と舗装道路、両方の走行に対応できる長距離向けのロードバイクと言えるでしょう。舗装された道路を走る際はロードバイクよりも加速しにくいというデメリットはありますが、オンロードもオフロードも走りたいという方にはまさにもってこいのバイクです。
走るシーンに合わせて選びたい「マウンテンバイク」
アウトドアで活躍するのはやはり「マウンテンバイク」。ロードバイクやクロスバイクなどに比べて悪路の走行に向いているので、山道でも安定して走れます。ここからは、マウンテンバイクの種類を見ていきましょう。
ラフな地形を走破する「クロスカントリーバイク」
森の中や岩の上、急斜面などを走破するのが「クロスカントリーバイク」。ロードバイク並みの軽さだけでなく、頑丈さも併せ持っています。
オールラウンダーな「トレイルバイク」
マウンテンバイクのなかでもわりとオールラウンダーなのが「トレイルバイク」。こちらは下りやジャンプが得意なモデルで、リヤ側にサスペンションのない「ハードテール」タイプと、リヤ側にサスペンションのある「フルサスペンション」タイプに分けられます。 その他にも「エンデューロバイク」や「ダウンヒルバイク」など、一口に「マウンテンバイク」と言っても様々なモデルが存在しています。キャンプやアウトドア好きだけどバイク遊びはまだという方は、新しい趣味を開拓してみてはいかがでしょうか!
野中陽平