楽器をおいて空と飯|29品目 山岳サムギョプサル
楽器をおいて空と飯|29品目 山岳サムギョプサル
キャンプ好きのミュージシャン・Keishi Tanakaさんと、キャンプに憧れるミュージシャン・四本晶さんによる連載。Keishiさんのキャンプギアを使い、下北沢の洋食居酒屋『おむかい』の店長でもある晶さんが作る料理を紹介します。
山でサムギョプサル!?
文◎Keishi Tanaka 写真◎野呂美帆。 山でのテント泊を想定して、キャンプ場で予行演習。2品目はサムギョプサルを作る。どうしても簡単に済ませてしまう山でのごはん。しかし、準備をしていけばもう少し食事を楽しめるのではないだろうか。そんな気分のときにこのレシピはちょうど良い。山でサムギョプサルを食べられたら、自分も周りの友だちも大満足間違いなし!!
山岳サムギョプサル
材料(2人前) サンチュ……数枚 エゴマの葉……数枚 ネギ……適量 A 韓国風漬け豚バラ肉……250g B 人参キムチ……100g。 (Aの材料) 豚バラ肉……250g ゴマ油……大さじ3 チューブニンニク……小さじ1 豆板醤……小さじ1 コチュジャン……小さじ1 ハチミツ……小さじ1 オイスターソース……小さじ1。 (Bの材料) ニンジン……100g 塩……少々 ゴマ油……小さじ1 キムチの素……大さじ1 ゴマ……大さじ1。 <1、豚バラ肉を漬け込む> 豚バラ肉をひと口サイズにカットし、ゴマ油、ニンニク、豆板醤、コチュジャン、ハチミツ、オイスターソースを加えて揉み込む。 ※この工程は家で行ない、密閉式ビニール袋に入れて持っていく。 <2、人参キムチを作る> ニンジンを千切りにして、塩揉みする。そこにゴマ油、キムチの素、ゴマを加えて和える。この1品があるだけで、グッと満足度が上がる。 ※この工程は家で行ない、密閉式ビニール袋に入れて持っていく。 <3、肉を焼く> 味付けをした豚バラ肉(1)をフライパンで焼く。青い空の下、香ばしい匂いが広がる。油が跳ねるのも気にならない。 <4、葉物で巻く> しっかりと焼けた肉を、サンチュとエゴマの葉で巻く。人参キムチも忘れずに。ネギはあればうれしい贅沢品。 目的地に到着し、早めの夕食を食べる際にこれが出てきたら、1日の疲れが吹き飛ぶこと間違いなし! Keishi Tanaka | 田中啓史 1982年11月3日 北海道生まれ。ミュージシャン。弾き語りから大所帯のバンドセットまで、観る人や場所を限定せずに活躍中。11月2日に初のライブアルバム「Anywhere、 by NEW KICKS」をリリース。10人編成の豪華な夜が蘇る。 Akira Yotsumoto | 四本 晶 下北沢の洋食居酒屋「お酒と洋風ごはん おむかい」の店長。飲食店経営の傍ら、Keishi Tanakaのサポートギタリストとしての活動も行ない、自身のインストバンドoysmもマイペースに活動中。NEW EP「oshigoto _02」をリリース。 撮影協力◎喜多川キャンピングベース
フィールドライフ編集部