アメリカのバイデン大統領は9日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、イランに攻撃されたイスラエルによる対抗措置などを協議しました。 バイデン大統領とネタニヤフ首相の電話会談は、ハリス副大統領も同席し、およそ30分間行われました。 ホワイトハウスによりますと、バイデン氏はイランによるイスラエルへのミサイル攻撃を明確に非難したという事です。 またレバノンを拠点とするイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐり、バイデン氏は、イスラエルの自衛権をあらためて支持する一方、民間人の被害は最小限に抑える必要性を強調しました。 ジャンピエール報道官は、イランへの対抗措置についても議題になったとした上で「協議は継続中だ」と述べました。 こうした中、イスラエルメディアは9日、イスラエルのガラント国防相がイランへの攻撃について「致命的で正確、そして驚くべきものになるだろう」と話したと伝えています。