岩国医療センター リハビリ診療報酬7000万円を不適切に請求…調査に対し「意図的な水増しではなく、忙しさもあり正確な入力をしなかった」との回答多数
山口県岩国市の岩国医療センターで、リハビリの診療報酬におよそ7000万円の不適切な請求があったことが分かりました。 【写真を見る】岩国医療センター リハビリ診療報酬7000万円を不適切に請求…調査に対し「意図的な水増しではなく、忙しさもあり正確な入力をしなかった」との回答多数 岩国医療センターによりますと、国立病院機構の内部調査で2021年4月から今年9月までの3年半の間で2万3600件あまりの不適切な請求があったことがわかりました。 リハビリは診療にかかった時間をコンピューターに入力し、20分を1単位として診療報酬を請求します。 しかし、リハビリの終了時刻とコンピューターに入力された時刻が不一致だったり、診療が20分未満だった場合も20分と記録したりするケースが見つかったということです。 不適切な請求は、3年半でおよそ7000万円に上ります。 職員への調査では、「意図的な水増しではなく、忙しさもあり正確な入力をしなかった」との回答が多かったということです。 センターでは正確な入力を指導するとともに、対象となった6000人の患者や健康保険組合などに返還することにしています。
テレビ山口
【関連記事】
- 妻涙の訴え「夫が死ぬほど暴行を受けることをしたのでしょうか」ウインカー出さず右折→注意されて口論になり死亡させた男に厳罰求める
- 「電気代が…」テレビをつけ料理の母親に立腹・38Lの灯油をまいて放火した男 最後の引き金は息子に言われた「じゃあ死ねば」
- “金庫2つ、1億円ある家”盗みに入る5人組「人がいたら縛っちゃおう」→日本刀で返り討ちに 「報酬100万円タタキ(隠語で強盗)の仕事」“闇バイト”で集まった男たち “ルフィ”指示役とみられる関東の連続強盗に関与のメンバーか?裁判取材メモから事件を読み解く
- 「生きているという実感が欲しかった」 難病・脊髄性筋萎縮症の女性 重度障害あっても地域で暮らす選択
- 「驚きという感情は、すぐに救おうと変わった」仲よし中学生3人がとっさの判断 夜の海に入り女性を助け出す