11月8日は「いい歯の日」虫歯を防げ!小学校でフッ化物を使ったうがい「フッ化物洗口」
テレビ信州
11月8日は「いい歯の日」です。 県では虫歯を防ごうと「フッ化物」を使ったうがいを推進していて、6日から飯山市の小学校が取り入れることになりました。 午後0時半。飯山市にある飯山小学校では待ちに待った給食の時間です。 「いただきます」 コッペパンにシチューと寒くなったきょうにぴったりのメニュー。子どもたちもいい食べっぷりです。そして、給食を食べた後には・・・。 歯ブラシ・うがい。 フッ化物を使ったうがい、「フッ化物洗口」です。フッ化物は、歯質の強化や菌の働きを弱めるなど、むし歯の発生を防ぐ働きがあります。 児童は 「ぬるぬるだったけど苦くも甘くもなかった。歯がつるつるになってよかった」 県は2010年からフッ化物を使った虫歯予防を推進していて、去年作られたマニュアルを活用しきょうから飯山小学校をモデル校に県が支援を行う取り組みがスタートしました。 県によりますと、子どもの虫歯は減少傾向にあるものの、依然として、ほかの疾患より高い傾向にあります。 県 健康増進課田上真理子課長 「フッ化物洗口の方は特に子供の歯から大人の歯の生え変わりの時期の小学校から中学校の時期に行うのが最も効果的といわれております。継続してフッ化物洗口を続けていただいて大人の元気な歯を維持していただければ」 県は効果を確認したうえでほかの学校への導入も検討するとしています。