ロータスのハイパーEV「エメヤ」が極寒の最終テストをクリアして年内にデリバリー開始
今後は仕向け地別にローカルテストを追加実施
エメヤは今回の最終プログラムに先立ち、ニュルブルクリンクのノルドシュライフェ、イタリアのナルド高速周回路などのテストコースのほか、2大陸15カ国のあらゆる道路と気候、環境でさまざまなテストを3年間にわたり重ねてきた。今回のフィンランドにおける耐寒テストはその集大成だ。 今後、中東、北米、オーストラリアで仕向け地別の追加テストを経て、いよいよ今年後半から顧客への納車が始まる。エメヤのリージョナル・ビークル・ライン・ディレクターであるSylvain Verstraeten氏は、「ロータスのテストプロセスは厳格で、サスペンション、ステアリング、バッテリーやタイヤに至るまで、あらゆる性能評価をクリアしています。エメヤは、365日、あらゆるコンディションでお客様に最適なドライビング体験を提供するように設計された、究極のオール電動グランドツアラーです。お客様にエメヤを実際に体験していただけることを非常に嬉しく思います」と、その完成度に自信をみせる。 ロータスが電動化に軸足を置いたラグジュアリーパフォーマンスブランドへと移行する中で、エメヤはその象徴とも言うべき存在だ。ポルシェ タイカンやアウディ e-tron GTのライバルとして、日本の道を走る姿をぜひとも見てみたい。