道内で「エゾシカフェア」 札幌からは38店、エゾシカ肉の魅力広める
「北海道エゾシカフェア」が現在、札幌市内の38店をはじめ広く道内で開催されている。主催は北海道。(札幌経済新聞) 【写真】コートヤード・バイ・マリオット札幌の田中俊資総料理長 同フェアはジビエの本格的な時期の冬に向けて、道内で捕獲されたエゾシカ肉の魅力を広くアピールする目的で企画。2011(平成23)年から開催し、今回で14回目になる。 今年は、北海道が運用するエゾシカ肉処理施設認証制度の認証を受けた施設のエゾシカ肉を使い、12月10日現在で道内約100店がエゾシカ料理やエゾシカ肉を販売する。エゾシカ肉商品などを抽選で進呈する企画も実施。札幌市内からは「レストラン」「焼肉店」「ラーメン店」「日本茶専門店」など38店が参加している。 提供メニューは「岩井畜産」(札幌市厚別区)の「エゾシカまん」、「夜空のジンギスカン」(中央区)の「エゾシカの焼き肉」、「イタリア料理 イルピーノ」(中央区)の「エゾシカのミートソースパスタ」など。ランチビュッフェの一品として「エゾシカのラザニア」を提供しているホテル「コートヤード・バイ・マリオット札幌」(同)の田中俊資総料理長は「フェアを通して北海道の食の魅力を広めていきたい」と話す。 同フェアの運営事務局を務める北海道バリュースコープの阿部楓さんは「衛生的に処理されたエゾシカ肉は、安心しておいしく食べることができる北海道ならではの地域資源。当フェアをきっかけに、多くの人にエゾシカのおいしさを味わってもらえたら」と話す。 2025年2月11日まで。
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