ドジャースにGG受賞のユーティリティープレーヤーの獲得案浮上!「実現すれば内野陣はさらなる深みを増すだろう」と米メディアも期待
ロサンゼルス・ドジャースが、サンディエゴ・パドレスのスター選手、キム・ハソンの獲得を狙っていることが明らかになったと、現地23日、米メディア『The Athletic』の敏腕記者ケン・ローゼンタール氏が報じた。これは、外野手のテオスカー・ヘルナンデスとの再契約を見送る可能性があるため、新たな補強策として浮上している。 ローゼンタール氏は、「キムはおそらく最も興味深い補強となるだろう。ドジャースは、ムーキー・ベッツをショートに移す計画があるため、内野の補強の優先度は低下するが、キムの卓越した守備力はそれだけ魅力的ということだ。右肩の関節唇手術から回復すればチームに大きな貢献をすることが期待される」と見解を示した。 キムは2023年にゴールドグラブ賞を受賞したユーティリティープレーヤーで、複数のポジションを守れる能力が評価されている。ローゼンタール氏は、「もしドジャースがキムを獲得すれば、ベッツをシーズン開幕からショートに配置し、キムが復帰した後にベッツを外野に戻すことができる。キムの守備力とユーティリティー性は、ドジャースの内野陣にさらなる深みを増すだろう」と指摘している。 2024年シーズンは、レギュラーシーズン121試合に出場し、打率.233、出塁率.330、長打率.370、11本塁打、47打点、OPS.700と前年程の活躍はできなかった。不調なシーズンと怪我からの回復途上にあるため、1年契約でチームに加わる可能性もあり、ドジャースはキムの価値を再構築するための理想的な環境を提供できるだろう。 はたしてキムは今オフ、ドジャースに移籍するのだろうか? 今後の動向に注目したい。 構成●THE DIGEST編集部