君は新幹線「700系」初登場時の衝撃を覚えているか「カモノハシみた~い」(1999年)【新幹線・東京~博多全通50周年㉔】
700系を初めて見たときは、正直に言うと ((ノ∀≦。)ノプププ でした。今回は、そんな新幹線700系デビュー前の試乗会、1999年2月8日の模様です。 さぁ、その700系がJR岡山駅に入線してきました【画像(5)】。 今回は、当時RSKイブニングニュースのキャスターだった遠藤寛子アナウンサーのリポートです。その第一印象は? (遠藤寛子アナウンサー) 「うわー、なんか格好いいというよりかは...いいですね。なんか先頭部分は『アヒル型』『カモノハシ型』という感じ。ユニークな形をしております」【画像(6)】 うん、やはり当時の共通認識は「格好いい」ではなく「かわいい」系という印象だったようです。 ただ、先頭車両を近づいてみてみると、意外に複雑な立体の形状をしていて、見る角度によって「先頭車両の顔」の表情が全く異なることが分かります【画像(7)】。 よって700系あたりから、「子どもがお絵かきで描けなくなった」のではないでしょうか?大人でも「描け」と言われても描く自信がありません。 (遠藤寛子キャスター) 「これから私、これに乗り込みまして、新大阪まで行っていきたいと思います」 よく見ると、方向幕が「試運転」!めったと見られるものではありませんね、というか今はもうデジタル表示が主流です【画像(9)】。 ■さぁ、700系の乗り心地はどうなんだい? 700系が、新大阪に向けて岡山駅を発車しました。ホテルグランヴィア岡山の屋上に設置させて頂いている情報カメラも、その車両を見送ります。今ではもう見ることがない、「16両編成の700系」です【画像(10)(11)】 そして、試乗会恒例の「運転席にお邪魔します」です。遠藤キャスターも「700系の運転席」に潜入です。 (遠藤寛子キャスター) 「普段でも、もちろん滅多にこんな運転席から先頭部分っていうの見ることがないので感激しましたけれども、本当にすごいスピード感ですよね」【画像(12)(13)】 快調にスピードを上げていく700系。最高速度が時速300キロの500系ほどではありませんが、遠藤キャスターもその速さを実感します。 (遠藤寛子キャスター) 「現在282、283キロ、この山陽区間では285キロが最高スピードだそうです」 ちなみに速度メーターは、最高で300キロまでしか表示されないようになっていたみたいです【画像(14)】。