漫画家・鳥山明さん急逝 『ドラゴンボール』『Dr.スランプ』、『ドラクエ』などキャラデザも
漫画家の鳥山明さんが1日に亡くなっていたことが『ドラゴンボール』公式エックスや「少年ジャンプ」公式サイトで8日に公表された。 【写真】訃報を伝える『ドラゴンボール』公式エックス 『ドラゴンボール』公式エックスが「ファン、関係者の皆さまへのお知らせ」と投稿したのは株式会社バード・スタジオと株式会社カプセルコーポレーション・トーキョーの署名と3月8日の日付が入った1枚の文書。その中には「漫画家・鳥山明は2024年3月1日、急性硬膜下血腫により永眠しました。68歳でした」とつづられていて、さらに「熱心に取り掛かっていた仕事もたくさんあり、まだまだ成し遂げたいこともあったはずで、残念でなりません」とコメント。 また文書には「ただ、故人は漫画家としていくつもの作品を世に残して参りました。多くの世界中の方々に支持していただき、45年以上にわたる創作活動を続けることができました。これからも鳥山明唯一無二の作品世界が、末長く皆様に愛され続けることを切に願います」と記されている。葬儀はすでに近親者によって執り行われたそうで「静謐を望む本人の意向により、ご弔問・ご香典・ご供物・ご献花その他はご辞退申し上げます。家族への取材等につきましてもお控えいただけますよう、ここにお願い申し上げます。今後のお別れの会等については未定ですので、決まり次第お知らせいたします」と書かれている。 また鳥山さんの作品が連載されてきた「少年ジャンプ」の公式サイトでも訃報について公表。鳥山さんの作品について「先生が生み出された魅力あふれるキャラクターたちと、その圧倒的なデザインセンスは、数多くの漫画家・クリエイターに大きな影響を与えてきました」と評し、故人を偲んでいる。 鳥山さんは1955年生まれ。愛知県名古屋市出身。デザイン会社勤務を経て1978年に漫画家としてデビュー。1980年に連載がスタートした『Dr.スランプ』は1981年に『Dr.スランプ アラレちゃん』のタイトルでアニメ化され大ヒット。1984年に連載がスタートした『ドラゴンボール』も1986年にテレビアニメ化され、現在に至っても劇場版が製作される国際的なヒットコンテンツとなった。漫画家としての活動の合間にデザイナーとしても活動し、『ドラゴンクエストシリーズ』などのゲームやマスコットのキャラクターデザイン、プラモデルや車などのデザインを多数手掛けている。 引用：『ドラゴンボール』公式エックス（@DB_official_jp）、「少年ジャンプ」公式サイト
