「目指すはパリ五輪出場!」豊田市出身・山本有真選手の寮生活に密着!
実業団1年目で日本代表として世界の舞台で活躍し、パリオリンピック候補に踊り出た、豊田市出身の山本有真選手。昨年のアジア選手権では、日本人初の金メダルに輝くなど大躍進だった彼女の、実業団生活に密着!
12人抜き!都道府県女子駅伝で区間2位の快走
第42回都道府県対抗女子駅伝にて、驚異の12人抜きと田中希実選手に次ぐ区間2位の快走をみせた豊田市出身の山本有真選手。去年は実業団1年目で日本代表として世界の舞台で活躍。一躍、パリオリンピック候補に踊り出た期待の選手だ。
そんな有真選手といえば、いつも前髪を整えている"前髪命"ぶりがプチブレーク。ファンが選ぶ陸上選手ベストパフォーマンス部門では、あの世界一に輝いたやり投げ北口榛花選手をおさえ、堂々の1位に選ばれるなどチャーミングな雰囲気も魅力の選手だ。 中京テレビ「キャッチ!」では、そんな有真選手の実業団生活を探るため、千葉県柏市へ。彼女が所属する積水化学陸上部へ行ってきた。
トレーニングに食事管理!有真選手の寮生活に潜入
有真選手は、寮近くのサイクリングコースで、個人練習として1時間走の真っ最中。練習終了後、チームが生活する寮へと案内してくれた。クイーンズ駅伝で優勝したときに贈られた胡蝶蘭が飾られた玄関を通り、部員達の安らぎの場所「食堂」へ。
食堂では、管理栄養士がランナーに必要なエネルギー量や栄養バランスが計算した食事が毎日朝晩、提供される。部屋では、同期メンバーたちと時々パーティーをしてリラックスするという。
続いて向かったのは、「トレーニングルーム」。設備が整ったトレーニングルームでは、トレーナーがマンツーマンで指導。練習の合間に体力作りはもちろん、レースで1分1秒を刻むため日々トレーニングに励んでいる。トレーニングについて、有真選手は「よくトレーナーさんに言われるのは、“走る力はあるが、それを活かす体が出来あがっていない"と。体作りをイチから見直して、ポテンシャルと体作りが組み合わされば、タイムは伸びるというのを信じてやっている」と話した。