都道府県の魅力度ランキングが発表! 青森県の順位に唖然… その理由は「中心都市の仙台までの距離が結構あって東京に行くにも遠い。かつ寒くて雪も降る…」
大手不動産会社による都道府県と市町村の魅力度やブランド力を調査したランキングが、2日に発表されました。青森県や県内の市町村は、いったい何位になったのでしょうか?そしてその理由とは…。 【写真を見る】順位表などはこちらから きょう発表されたのは「都道府県の魅力度」と「自治体ブランド」の2つのランキングです。 大手不動産会社の大東建託が実施したアンケート調査には、全国の約18万4000人から回答がありました。 『都道府県の魅力度ランキング』は「住民が自分の街にどれくらい満足しているか」「住民以外に地域の魅力がどの程度伝わっているか」を数値化しますが、魅力の発信を目的としているため、発表されるのは40位以内のみ。 さて青森県の順位は…? 1位は福岡県、2位は神奈川、3位は福岡…残念ながら青森県は2023年同様41位以下の結果に終わりました。 東北に広げてみてもランクインしているのは18位宮城、36位福島の2県だけ。青森を含む4県が41位以下となりました。 大東建託・賃貸未来研究所の宗 健(そう・たけし)フェローは、要因を分析します。 大東建託賃貸未来研究所 宗健 フェロー 「住んでいる方々の評価の低さが(順位に)結構効いている。中心都市の仙台までの距離が結構あって、東京に行くにも遠い。かつ寒くて雪も降るので、自然環境と生活環境の厳しさが上位に来れない理由になっていると思う」 また、イメージが良く、知名度が高い市町村を調査した『自治体ブランドランキング』では弘前市が90位、青森市が101位、八戸市が160位などとなり、県内の市町村は全国の上位に食い込むことができませんでした。 大東建託賃貸未来研究所 宗健 フェロー 「リンゴはもちろん有名だが、個別の自治体名とつながっていないのだと思う。『青森』という地域に対してはつながっている可能性があるが、実際の特産物と産地の紐づけが弱いのが大きな理由だと思う」 都道府県の魅力度ランキングでは福岡県が3年連続の1位に、自治体ブランドランキングでは北海道の函館市が1位といった結果になっています。
青森テレビ