第1次石破内閣の資産公開、平均は7245万円…3377万円の首相は20人中12位
政府は22日、10月に発足した第1次石破内閣の石破首相と閣僚19人の資産(生計を共にする家族分を含む)を公開した。平均資産額は7245万円で、トップは斉藤国土交通相(現・公明党代表)の2億3838万円だった。首相は3377万円で12位だった。 【図】一目でわかる…石破首相は今後、指導力を発揮できると思うか(読売世論調査)
資産額が2億円を超えたのは、斉藤氏と浅尾環境相(2億3326万円)、加藤財務相(2億396万円)の3人。林官房長官、阿部文部科学相も1億円を上回った。最多の斉藤氏は、投資信託などの有価証券が約8割を占めた。
首相と閣僚19人の平均資産額は、2021年10月発足の第1次岸田内閣(9176万円)と比べ、1931万円少なかった。岸田内閣の平均は公表当時9441万円だったが、今回退任した岸田前首相が一部資産の価格を修正したことから、全体の平均額も下がった。
衆院選を経て今年11月に発足した第2次石破内閣で入閣した鈴木法相、江藤農相、中野国交相は、今回の公開対象には含まれない。