大活躍を見せた大谷。(C)Getty Images

　MLBロサンゼルス・ドジャースは現地８月28日、本拠地ボルティモア・オリオールズ戦に６ー４で勝利。「１番・指名打者」として先発出場した大谷翔平は３打数２安打１本塁打２盗塁の大活躍を見せた。 【動画】「デコピンのお父さん」大谷翔平による一打をチェック！ 　大谷とデコピンのボブルヘッド人形が配布された今回の試合。始球式にも両者が登場し、マウンドからボールをくわえて走ってきた愛犬をキャッチャー大谷が迎え入れる一幕があった。 　先頭打者として１回裏に打席に立った大谷はオリオールズ先発のエース、コービン・バーンズと対戦。１－２から豪快な一発をライトスタンドへ叩き込みチームに先制点をもたらした。 　その後２回表に３点を失い逆転を許すも３回裏には大谷翔平のヒットなどから得点圏に走者を置くとムーキー・ベッツがタイムリーヒットで１点を追加。さらに大谷が三盗を成功させるとテオスカー・ヘルナンデスがスリーランホームランを放ち５－３と再逆転に成功する。 　５回裏、大谷の第３打席はファーストゴロとなったものの出塁。その後相手キャッチャーのエラーがあり盗塁に成功し３塁まで進んだ。その後ギャビン・ラックスがショートゴロとなるも遊撃手のガナー・ヘンダーソンが失策。大谷が３塁まで進んでいたために追加点となった。 　大谷はこの試合で今季通算42本塁打42盗塁に到達。これは1998年のアレックス・ロドリゲス（当時シアトル・マリナーズ）に次いで史上２回目の「42-42」の達成となった。 　結果的にこのリードを守り切りドジャースは勝利。同日同じく価値を収めた地区２位アリゾナ・ダイヤモンドバックスとのゲーム差を３に再び戻した。 構成●THE DIGEST編集部