「マツケンサンバ２」を披露する松平健（撮影・開出牧）

　俳優で歌手の松平健（７１）が２０日、東京スカイツリー特設ステージにサプライズ登場し、自身の代表曲「マツケンサンバ２」を披露した。来年１月３日まで東京ソラマチで開催されている、芸能生活５０周年記念期間限定イベントのコラボ企画としてステージが実現。日本最大の電波塔の麓で歌声を響かせ、老若男女５００人を沸かせた。 【写真】特設ステージの風がすごいことに！歌い踊る松平健 　にぎわう広場に「マツケンサンバ２」のメロディーが突如流れると、腰元ダンサーズを引き連れた“上様”が降臨した。人々は足を止め、女子高生たちは「キャー！マツケン～！」と大興奮。松平の歌声に合わせて体を揺らすなど、サプライズ大成功となった。ステージを終えた松平は「高いところからやるのは初めてで、気持ちよかった」と上機嫌だった。 　今年芸能生活５０周年を迎え、「よくここまでやれた。いろいろ紆余（うよ）曲折あったけど、うまいこと波に乗れた」としみじみ。「マツケンサンバ２」は発売２０周年だが、昨今は若年層からの応援も目立ち「アイドル気分」と照れた。「２０年前に幼稚園や小学校で（同曲を）踊った人の子供も来ていて、親子で応援してくれることも多い」と広がりを喜んだ。 　今年一年を「喜」という漢字で表現して「多くの人にお会いした」と総括。現在、ＮＨＫ連続テレビ小説「おむすび」に出演しており、来年は１７年ぶりに復活するテレビ朝日系主演ドラマ「新・暴れん坊将軍」（来年１月４日、後９・００）も放送される。来年以降も「とにかく皆さんに笑顔になっていただくことが第一。喜んでもらえる仕事をしたい」と暴れ回ることを誓った。