データが可視化されモチベーションがアップ!ランニングで使いたいランナー向けスマートウォッチ5選
4. Amazfit Cheetah
続いて、コストを少しでも抑えたい場合には、Zepp Health Corporationが23年7月に発売した「Amazfit Cheetah(アマズフィット チーター )」に注目です。 「Cheetah」シリーズは、Amazfitブランド初のランナー向けスマートウォッチであり、スタンダードモデルの「Amazfit Cheetah」(3万9900円)と、上位モデルの「Cheetah Pro」(4万4900円)の2モデルが展開されています。両機の主な差は、ディスプレイサイズのほか、スピーカーやマイクの搭載有無にあるので、純粋なランニング用途ならば、前者を選べば十分でしょう。 Amazfit Cheetahの特徴は、現在のランニングレベルや、目標とするレースの日付と距離、目標記録などを参考にしつつ、AIを活用した処理で自動でランニングプランを作成できること。オフラインマップ機能などもサポートされており、4万円弱の価格帯を鑑みてコストパフォーマンスの良いモデルだと言えるでしょう。 なお、バッテリー持ちは標準的な使用で最大14日間、ハードな使用で最大7日間です。
5. SUUNTO RACE
最後は、中~上級者の選択肢として、アウトドアウォッチのブランドとしても広く知られるスントが23年10月に発売したパフォーマンスウォッチ「SUUNTO RACE(スント レース)」に注目。同ブランドでは始めてAMOLEDディスプレイを搭載した製品であり、デジタルクラウンによる操作にも対応していることがポイントです。 特徴としては、マップデータをダウンロードしてオフラインでルートナビゲーション機能を使いながら走れることが挙げられます。また、心拍変動(HRV)の測定にも対応しており、トレーニング前後の回復状況の評価も可能です。 バッテリー持ちについては、タイムモードでは最長26日間使用可能。また、エンデュランスモードで最大50時間、ウルトラモードで最大70時間、ツアーモードなら最大120時間の連続トラッキングが可能とされており、長時間のハードな競技でもバッテリー持ちの心配が少ない一台です。 価格は8万2280円~。カラーバリエーションとしては、ステンレススチールモデルで「All Black」「Midnight」、「Birch」の3色が、チタニウムモデルで「Chacoalr」「Amethyst」の2色が、展開されています。 これまでなんとなく走っていた人ならば、こうしたスマートウォッチを取り入れることで、トレーニングをより効果的に行うことができるでしょう。
<文/井上 晃>