データが可視化されモチベーションがアップ!ランニングで使いたいランナー向けスマートウォッチ5選
2. Forerunner 265
ランニング特化でスマートウォッチを探す場合には、ガーミンジャパンが23年3月に発売した「Forerunner 265(フォアランナー 265)」なども、有力候補として挙がってくるでしょう。価格は6万800円~。1.3インチのタッチディスプレイを備えており、スリムかつ45gという軽量なデザインが特徴的です。iOS、Androidに両対応します。 Foreunner 265は、“ランナー”を意識した製品名の通り、坂の勾配やペース、上下動などを総合的に評価して、ランニング時の負荷を「ランニングパワー」としての指標で表現できたり、タイム更新のためのヒントを提示してくれたりするのが同シリーズの魅力です。 また、トレーニングの負荷や、トレーニング後のリカバリーに必要な時間、睡眠の質などを考慮して、「トレーニングレディネス」のスコアとして、回復度合いを表示してくれることも便利な部分。がむしゃらにトレーニングすると怪我を招きますが、こうしたレディネススコアを参考にしながらトレーニングの頻度を調整することで、安全かつ継続的にランニングを習慣化しやすくなるでしょう。 バッテリー持ちもよく、例えば「GPSモード」での稼働時間は約20時間、「マルチGNSSマルチバンドモード」での稼働時間は約14時間です。 なお、同シリーズには上位モデルの「Forerunner 965」などもラインナップされています。上級者向けのトレーニングメニューや、ウォッチ画面でのマップ表示機能などが必要な場合には、こちらも合わせて検討してみるとよいでしょう。
3. POLAR VANTAGE V3
もし、本格的にランニングのパフォーマンスを追求していきたい人であれば、ポラール・エレクトロ・ジャパンが23年11月に発売したフラグシップモデルの「Polar Vantage V3(ポラール ヴァンテージ ブイ スリー)」などもチェックしておきたい機種となるでしょう。価格は9万3500円。 特徴・機能としては、光漏れの少ないセンサー構造や、SpO2の計測機能、皮膚温計測を活用した体内リズム分析の精度UP、VO2maxの測定、オフライン地図の表示など、フラグシップらしく多くのセンシング面に注力しているのがポイント。 さらに、同製品の最大の特徴は、胸部に装着する心拍センサー「Polar H10 N」と連携できること。ポラールの公式オンラインストアから、同製品とのセット(10万2300円)も販売されています。 なお、同機はバッテリー持ちが長いことも重要です。運動の記録をする際には最大61時間、省電力モードだと最大 140時間、時計表示では最大35日間利用できます。