春告げるミズバショウ、秋田・刺巻湿原で見ごろ 6万株が群生
秋田県仙北市の国道46号沿いに広がる刺巻湿原のミズバショウが見ごろを迎え、地元の実行委員会主催の「刺巻水ばしょう祭り」が28日まで開かれている。 【写真で見る】弘前公園の「ピンクのハート」 国道や秋田新幹線の線路にも近い広さ約3ヘクタールの湿原に6万株が群生。近くではカタクリも楽しめる。実行委の渡辺策衛会長(57)によると、この冬は雪が少なかった影響で例年よりはまばらだが、昨年を上回る数の行楽客が県内外から詰めかけている。 祭り期間中は山菜や地元の野菜が販売され、飲食ブースも設けられている。湿原は無料で見られるが、実行委は木道整備や草刈りのための協力金を募っている。問い合わせは市田沢湖観光情報センター(0187・43・2111)。【工藤哲】