遠藤日向が左足骨折から復活の日本人トップ 初の五輪代表へ「次につながるレースできた」男子5000メートル
◆陸上 ▽セイコー・ゴールデングランプリ(19日、東京・国立競技場) 男子5000メートルは2022、23年世界陸上代表の遠藤日向(住友電工)が13分20秒28で日本人トップの4位に入った。初の五輪出場を目指す遠藤だが、昨夏の世界陸上後に左足付け根を骨折して手術。練習を再開したのは1月中旬からだといい、このレースが“復帰戦”となった。「次につながるレースができた。(五輪に向けた)ポイントも取れたのでそこは良かった」と振り返った。 昨年も故障明けの状態から徐々に調子を上げ、アジア選手権を優勝。世界陸上代表の座を手にした。日本選手権に向けては長野県内で高地合宿を重ね、状態を上げて行く考え。「今年もその意味では似ている。東京を逃した悔しさはあるので、チャンスがあればパリ五輪を狙っていきたい」と悲願の五輪切符獲得を目指す。
報知新聞社