日田市出身の山崎ハコさん「古里への思いを歌で届けたい」 来年4月にデビュー50周年凱旋ライブ
大分県日田市出身のシンガー・ソングライター山崎ハコさんが来年4月、市内でデビュー50周年の「凱旋(がいせん)ライブ」を開く。市内でのライブは2018年以来、6年ぶり。山崎さんは今月上旬に椋野美智子市長を訪ね、「日田が生んだ歌手として、50年分の古里への思いを歌で届けたい」と意気込みを語った。 山崎さんは市内石井町出身。石井小、三隈中を卒業後、横浜市の高校へ進学。1975年、18歳でデビューし、70年代フォークを代表する歌手として数々のヒット曲を出した。 瀬々敬久監督(豊後高田市出身)の映画「64 ロクヨン」に出演するなど俳優としても活躍。古里との関わりも深く、小学校統合で2012年に開校した東渓小(天瀬町)の校歌を作詞作曲して児童に親しまれている。 日田市役所を訪れた山崎さんは子ども時代について「川で泳いだり川開き観光祭の鼓笛パレードで笛を吹いたり、どれもこれも今の自分をつくり上げた大切な思い出。日田で育たなければ生まれてこなかった歌がいっぱいある」と振り返った。 50周年記念アルバム「元気かい」を受け取った椋野市長は「来年のライブが楽しみ。一緒に盛り上がりたい」と話した。 ライブは来年4月13日午後5時から、パトリア日田である。