山本由伸の返事を待つ間に「メッツが進めるべき“3つのディール”」をメ軍メディア進言「世間がヤマモトに気を取られているうちに、契約をまとめたい」
山本由伸の獲得に動いているニューヨーク・メッツが、さらなる補強を行なうかもしれない。メッツ専門メディア『Rising Apple』は12月19日、「ヤマモトの決断を待つ間に進めるべき“3つのディール”」という記事を出し、「日本人スターの返事を待ちながら、さらに何人かの選手を加えるべき」と進言した。 【PHOTO】3年連続投手四冠&沢村賞受賞!前人未踏の大偉業を成し遂げた山本由伸を特集! ひとつ目のディールは、2010~13年にメッツでプレーし、今オフにボストン・レッドソックスからFAとなったジャスティン・ターナーの獲得だ。「ターナーは今のメッツにとって理に適う。三塁手で22歳の有望株ロニー・マウリシオが右ひざ前十字靱帯を断裂したため、DHと三塁手もできるターナーは適任。獲得しないほうが無責任というものだ」と、ターナーとの契約を勧めた。 2つ目には山本の獲得に関わらず、先発ローテーションの補強として今オフにクリーブランド・ガーディアンズからFAとなったルーカス・ジオリトを挙げている。「23年は3チームを渡り歩く不安定さがあったが、長いイニングを任せられるのは証明されている。1年か2年の短期契約というプランはどうだろうか」と、23年にロサンゼルス・エンジェルスにも所属した右腕を推している。 3つ目には「外野のアップグレードが必要」として、いずれもFAのアダム・デュバル(前ボストン・レッドソックス)、マイケル・A・テイラー(前ミネソタ・ツインズ)、ケビン・キアマイアー(前トロント・ブルージェイズ)、ハリソン・ベイダー(前シンシナティ・レッズ)を列挙。「実績があって高価なのはキアマイアーだが、いずれも長所と短所がある。重要なのは世間がヤマモトに気を取られているうちに、契約をまとめあげることだ」として、外野手の強化を進言した。 構成●THE DIGEST編集部