鎌田の出番はなしも3人退場で大荒れのラツィオvsミランを伊解説陣が徹底分析!「疑いの余地なく誤審」のシーンも… | セリエA
マルシッチとゲンドゥージの退場
元セリエA審判員は、ミランのゴールシーンの直前に、チーロ・インモービレがファウルを受けたかに見えるシーンについてもコメント。「わずかな接触であり、インモービレがすぐに抗議しなかった」ことや「頭部へのファウルではないためにVARは適用されない」ことなどを理由に、「ピッチでの判定」が妥当であるとした。 一方、90分にエルセイド・ヒュサイがオリヴィエ・ジルーに対するファウルで警告を受けたシーンについては、「彼はリスクを犯した。ジルーの頭部に肘が向かっている。腕の動きは疑わしく、イエローは妥当だ。仮にレッドカードでも間違いではなかった」と主張した。 最後にマレッリ氏は、後半アディショナルタイムのマルシッチとゲンドゥージの退場シーンを解説した。 「マルシッチの退場の理由は分からない。想像の話になるが、主審が(ラファエウ)レオンに対するファウルで適切に笛を吹いた後、マルシッチが余計な一言を言ったのだろう。一発退場だからね。ファウル自体は、レッドでもイエローでもない」 「プリシッチがゲンドゥージを長く引っ張り、反スポーツ的ファウルを犯したが、ディ・ベッロはゲンドゥージに対してレッドカードを提示した。私は、疑いの余地なく、誤審だと考えている。ゲンドゥージは、手を開いていてこぶしになっておらず、殴ったわけでもなく、乱暴な行為はない。しかしゲンドゥージは報復を行ったとして乱暴な行為で退場となったため、2試合の出場停止となってしまう」
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