ジョコビッチが今季のクレーコート初戦に快勝「このリズムを維持できるよう願っている」 [モンテカルロ・マスターズ/テニス]
ジョコビッチが今季のクレーコート初戦に快勝「このリズムを維持できるよう願っている」 [モンテカルロ・マスターズ/テニス]
ATPツアー公式戦「ロレックス・モンテカルロ・マスターズ」(ATP1000/モナコ・モンテカルロ/4月7~14日/賞金総額664万2938ユーロ/クレーコート)の男子シングルス2回戦で、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)がロマン・サフィウリン(ロシア)を6-1 6-2で下して好スタートを切った。 ~ロレックス・モンテカルロ・マスターズで初戦を突破した世界ナンバーワンのジョコビッチ選手~ 上位8シードは1回戦がBYEで免除されており、ジョコビッチはこの試合が今季のクレーコート初戦だった。試合を通して一度もブレークポイントに直面しなかったジョコビッチは立ち上がりから4ゲームを連取し、相手のサービスゲームを合計5度破って1時間10分で快勝した。 「とてもうれしい。取られたゲームでもブレークポイントはあったと思う。本当に素晴らしいクレーコートシーズン初戦だった」と来月に37歳の誕生日を迎えるジョコビッチは試合を振り返った。 「(この大会では)いつも少しアップダウンがある。昨年もいいスタートを切ったけど、2試合目で負けてしまった。だからこのリズムを維持できるよう願っている。明日は練習できるから、同じ姿勢とテニスの質で次の試合に臨みたいと思う」 ロジャー・フェデラー(スイス)を抜いて史上最年長の世界ナンバーワンとなったジョコビッチは同大会で2013年と15年にタイトルを獲得しているが、ここ7大会では準々決勝より先に勝ち進むことができていない。 ジョコビッチは次のラウンドで、アルトゥール・フィス(フランス)を6-3 7-5で破って勝ち上がったロレンツォ・ムゼッティ(イタリア)と対戦する。両者は昨年の大会でも3回戦で顔を合わせ、ムゼッティが4-6 7-5 6-4で勝っている。 この日は2回戦があと2試合行われ、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)とヤン レナード・ストルフ(ドイツ)が16強入りを決めた。第5シードのズベレフがセバスチャン・オフナー(オーストリア)を6-3 6-4で倒し、ストルフはボルナ・チョリッチ(クロアチア)を7-6(2) 6-1で退けた。 そのほかの試合では第10シードのホベルト・フルカチュ(ポーランド)、第11シードのアレックス・デミノー(オーストラリア)、セバスチャン・コルダ(アメリカ)、トマス マルティン・エチェベリ(アルゼンチン)、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した37歳のガエル・モンフィス(フランス)、ジャン・ジジェン(中国)、ミオミル・キツマノビッチ(セルビア)、予選勝者のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)が2回戦に駒を進めた。
テニスマガジン編集部