年賀はがき発売開始 能登の観光名所もイラストに
2024年も残すところあと2か月、全国の郵便局では、1日から年賀はがきの販売が始まりました。能登半島地震の被災地・石川県珠洲市の観光名所・見附島が描かれたデザインも用意されました。 【写真を見る】年賀はがき発売開始 能登の観光名所もイラストに 金沢市三社町の金沢中央郵便局では、近くの白銀幼稚園の園児およそ20人が歌を披露するなどオープニングセレモニーが行われました。 来年用の年賀はがきは切手がディズニー柄のものや珠洲市の見附島、大阪・関西万博のキャラクターが描かれた寄付金付きなど7種類が用意され、販売開始と同時にさっそく買い求める人が訪れていました。 ■「自分が健康なうちはかける以上は出したい」 買いに来た人 「日頃連絡を取っていない人も年に1度安否確認で元気なんだんとわかるのがいい」「だんだん相手の方も亡くなられる方が増えてきて年も80歳過ぎたので(年賀状じまいを)そろそろと思っている」「自分が健康なうちは書ける以上は出したいと思っている」 通常年賀はがきは6年ぶりに22円値上げされ1枚85円となり、日本郵便北陸支社では北陸三県での発行枚数を前の年よりおよそ3割少ない2806万枚としています。 年賀はがきの受け付けは12月15日から始まり、25日までに投函すれば元日に配達できるということです。 フレーム切手の購入者 「石川県でしか発売しない切手なのできょうから発売なので能登応援の気持ちで買いました」 また、珠洲市の禄剛崎灯台や輪島市の白米千枚田などがデザインされたオリジナルフレーム切手「がんばろう能登」も発売開始され、能登の景勝地が郵便物に彩りを添えます。
北陸放送