【住之江ボート・SGグランプリシリーズ】山口剛が平常心で2回目のSG制覇を目指す
住之江ボートの「SG第39回グランプリ」のシリーズ戦は22日、11Rで優勝戦を争う。 充実の2025年を迎えるためにGPシリーズ戦を制す。予選2位の山口剛(42、広島)が準優8Rで逃げ切って優出一番乗り。「バランスが取れていて出足系統はいいと思っている」と14号機を自分好みの足に仕上げている。 今年は次点で3年連続のGP出場を逃した。GPでは一昨年(大村)が1号艇のTR2nd1回戦でF。昨年(住之江)はTR1st1回戦での転覆が響きシリーズ戦回りとなったが、その初戦でFと事故続き。「目の前の一走を真剣勝負するだけ。高ぶっているとかはないお年頃になりました」と過去の手痛い失敗を糧に平常心で臨む。 勝てば来年3月の若松クラシックの出場権が手に入る。2枠の11Rは冷静かつ的確な差しハンドルで、10年3月の平和島クラシック以来2度目のSG制覇で24年を締めくくる。(海老澤義勝)