やはり今夏で退団へ!? チェルシー、ブラジル代表DFチアゴ・シウバとの別れを決断か
チェルシーは円満な別れを希望
英『The Guardian』によると、チェルシーは今夏で契約満了を迎えるDFチアゴ・シウバについて、新たに契約を延長することは考えていないという。しかしチェルシーはチアゴ・シウバがクラブの歴史においても最も偉大なディフェンダーの1人であることを理解しているため、同選手を軽視するつもりはなく、円満な形での別れを望んでいるようだ。 2020年夏にPSGを契約満了で退団し、フリーでチェルシーに加わったチアゴ・シウバ。加入初年度からプレミアリーグ屈指のセンターバックとして活躍し続けていたが、近頃のパフォーマンスはやや年齢を感じさせるものがあった。 実際にFAカップ4回戦のアストン・ヴィラ戦では22歳のブノワ・バディアシルと25歳のアクセル・ディサシがCBコンビを組み、相手のエース、オリー・ワトキンズを無力化した。それまでの2試合でチアゴ・シウバを起用して8失点を喫していたチェルシーだが、若くて素早い2人のセンターバックを起用することではるかにバランスが取れていた。 同メディアもチアゴ・シウバのレギュラーとしての地位が脅かされているのは明らかであり、同選手がベンチで過ごす時間を増やした方が、チェルシーのためになるのではないかと述べている。 とはいえ、チアゴ・シウバがクラブにいることに価値がないわけではなく、バディアシル、ディサシ、レヴィ・コルウィルといった若手DFたちにとって、同選手のような経験豊富な選手と一緒に練習できることは貴重であることは間違いない。 39歳となった今もクラブに与える影響絶大なチアゴ・シウバだが、今夏に退団となるのか。ブラジルのレジェンドの去就から目が離せない。
構成/ザ・ワールド編集部